★オカリナライブ演奏~野口善広『荒野』★
澤田:いや~キレイで優しい音ですね!これは野口さんのライブ演奏ですか?
梅木:はい。今回は野口さんのライブにおじゃましてきました。聞いて頂いたのが野口さんのオリジナルで『荒野』という曲なんです。
澤田:荒野!?なんか勇ましい曲ですね。鳥の鳴き声みたいな感じでオカリナがフューフューフューって鳴いてましたね。
梅木:気持ちいい音でしょ!ちょっと野口さんのご紹介をせて頂きたいと思うんですが、ラジオお聞きの方もアウトドアマガジンのビーパルとか読まれた方は多いと思うんですが、たまにオカリナの特集とかしているんですよ。その時の監修なんかはほとんど野口さんなんです。オカリナ奏者でオカリナ制作者なんです。
澤田:そうですか!オカリナでは有名な方なんですね!
梅木:今日はオカリナ奏者で、オカリナ制作者でもある野口善広さんにお話をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします!
野口:はい、よろしくお願いします!
梅木:まず野口さんとオカリナの出会いをお聞きしたいんですが?
野口:私がオカリナに出会ったのは今から7年前なんですけど、それまで幾つかの職業を転々としてまして、それと並行に野外活動のキャンプのティーチャーみたいな仕事をしてたんですね。そこのキャンプファイヤーなんかでギターやハーモニカとか色んな楽器で楽しませていたんですけど、ある時オカリナを購入してオカリナを吹いた時になんか自然の音を感じて懐かしいなと、やさしい音色がするなと、鳥の声にも似てるしなんかオカリナで自然を表現したらおもしろいかなと。体験を通して子供たちに自然を伝えるってのもいいですけど、オカリナで表現できないかなってことで7年前に始めました。
梅木:で実際今作ってもいらっしゃるんですよね?それは土を取ってきてそれをこねて粘土にするんですか?
野口:そうですね。
梅木:その土はどこから持ってくるんですか?
野口:土は粘土屋さんで買ったり、あとは自分で山とか畑に行って粘土をいただいてきたり、それから自分で色んな土地の『いわくつき』の土をいただいて。(笑)
梅木:例えばどういう『いわく』が?(笑)
野口:いや~怨念はないですよ。(笑)地方なんかに演奏に行ったりするんですけど、たとえば私の曲で『棚田の春』って曲があるんですけど、九州の宮崎県に坂本棚田っていう日本一大きな棚田があるんですよ、そこに演奏でよばれた時には前もってそこの棚田の土をいただいて作ったオカリナで『棚田の春』を演奏するとか。(笑)その土地のオカリナで吹きたいんで、地方に行った時には土をいただいて演奏するようにしてるんですよ。
★ ミュージックブレイク野口善広『棚田の春』★
梅木:なんか懐かしい音ですよね~。ふわっとしますね。
澤田:この『棚田の春』って曲ですか、これを聴いててね、いかにも日本の音だなと思いましたよ。日本の原風景にピッタリの音ですね。土の音は日本の音ですね。すごい楽器ですよ。
梅木:土によって音色とかって変わってくるんですか?
野口:音色は全然違いますね。粒子によっても違うし、そうですね、焼く温度とか外気温とかによっても違うし、色んな条件で音色は変わってきます。
梅木:なんかすごい『特別なオカリナ』をお持ちだということなんですが?
野口:特別っていうか私が持ってる中で変ってるのが、私の知り合いで海洋研究してる人がいまして、深海の土を調査したりしてるんですけど、研究済みでいらなくなった土をいただいて、その土っていうのは四国の沖合いの『深海4500mから更に40㎝掘った土』なんですけど、土の年代が20万年くらい前ということらしいんですね。その粘土を『シーラーカンスの生きた化石』という風な形にして、オカリナ作りましたけど!
梅木:えっ?オカリナがシーラーカンスの形してるんですか?(笑)
野口:そうシーラカンスオカリナはオカリナですよ。(笑)
澤田:シーラカンスオカリナ~おもしろいですね。どういう音がするんですかね~?
梅木:コンサートでも吹いて下さったんですけど、なんか『たいやき』みたいな感じなんですよ。大きさが。形も魚ですし(笑)
澤田:けっこうでかいんですよね?
梅木:でかいんですよ。だからねすごくちょっと太い音が、高い音じゃなくて低めの音が出るんですね。それもまたいい感じなんですよ。実はですね、私の目の前にペンダントオカリナが!
澤田:これがペンダントオカリナ?これ長さ5cmくらいですかね。イルカちゃんオカリナだ!これ鳴るんですか?
梅木:鳴るんです。ちゃんとした楽器なんですよ。
澤田:うわ~すごいね。可愛いね。これ売られてるわけでしょ?
梅木:わたし買ってきました。
澤田:ちょっと吹いてみて下さいよ。うまいとは思ってませんから大丈夫です!
梅木:そうですか~。じゃ音色をちょっと聴いて頂ければ。ピロピロ、プ~~!(笑)
澤田:はい、下手な演奏ありがとうございました!(笑)
梅木:このあと野口さんがちゃんとやってくれてますんで、それを聴いて下さい。(笑)
澤田:はい、わかりました~。(笑)
梅木:実際この胸元にもペンダントのような小さいオカリナがあるんですが、これ音鳴るんですか?
野口:えぇ。これはこんな音です。ピーピー~~!!(実演)
梅木:ホント鳥の鳴き声みたいですね。
野口:そうですね。大きさが2,3cmの大きさなんですけど。実際に小鳥が寄って来たりしますから。
梅木:イベントやライブハウスなどいろんなところで演奏されてると思うんですが、オカリナの販売もされてるそうですが、どちらに連絡すれば演奏のスケジュールや購入ができますか?
野口:私は工房は埼玉県埼玉市なんですけど、電話をして頂ければ、郵送もしますよ。
電話番号は000-00-0000です。FAXも同じです。あとはコンサート情報とかは、ホームページで野口善広で検索してもいいし、オカリナで検索してもいいですしそうすると私のスケジュールがやコンサート情報、オカリナ制作教室とか出てます。
梅木:野口さんがおっしゃっていたんですけど、『全ての生き物が死ぬと土に還る』、でその土をまた再生して音にしているのがオカリナであると。深いですよね。
澤田:ということは、その還った『生き物たちの声ですね』。インタビュイーの中で、小さなオカリナを森の中で吹いていると鳥が寄ってくるってお話をされてましたよね。
梅木:だからこそあんなやさしい音がするのかもしれないですね。
澤田:野口さんのお話をお聞きして、とても感じたことは『形ある全ての生き物は土に還る』。地球の土に還ったモノたちが今度は『オカリナという大地の楽器』となり、音となって生まれ変わる!そして『私たちに語りかけている』んですね。オカリナは『命の楽器』かもしれませんね。みなさんも是非、オカリナに耳を傾けてみてください!大地の声が聞こえます!!




