爺ちゃん47話:止むに止まれず・・の庶民心情が判らぬ細川・鳩山は坊チャン首相ジャ! | 老謡ジジイが**ホームから    ブログする!?

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 ・・・三弦ジジイが老謡を謡って、若者を「戦い」へ誘い出す。

 橘ヘルパーの「細川元首相が原発は止~メタ!で出馬する・・・」を聞いて三弦爺イが怒った理由は、この坊チャン政治家の祖父が戦前の首相・近衛文麿だからジャ。この皇族御曹司は「シナ大陸の蒋介石との話し合いは止~メタ!!」と言って日本をメタメタ破滅へと導いた人物ジャで・・・怒ってしまった。
       
 何しろ昭和天皇の弟という高貴なる御方だったので、当時の日本国民は必ず立派な政治を成さるだろ~と信じて猛烈歓迎した(何しろ10年間に10人首相が変わる御時勢だったしネ~)・・・ところがそれが大間違いだった!!
 そもそも日本にサムライが登場して以来、雲上の皇族方に政治をお任せした事は無いし、明治以降の政治体制でも平民内閣が全責任を負うというカタチで日本を支配してきたのジャたからネ~~。

 そんな伝統を忘れて一旦由緒ある皇族に政治お任せしちゃうと、その政策は明治維新時の(錦の御旗)の如く「止めるに止めさせられない」風潮に流されるがままになり・・・・更には御本人が「ヤルぞ!」と言えば3度も総理大臣をお願いせねばならなくなって・・・結局、近衛自身が「私の側近たちは進歩的な共産主義者ばかりで・・(利用されました)」と上奏して、兄の昭和天皇をして「戦争は止~メタ!!」と宣言せねばならぬ事態を迎えたのジャ。

 戦後は2度とこんな事は無いものと思っていた三弦爺イだったが、数年前にテレビを見てたら「最近はコロコロ首相が変わるので、今度は鳩山家の御曹司に政治を任せたい!!」との街頭オバサン発言があって、そんな支持者らが名門鳩山家の由紀夫御曹司を首相に押し上げる事となり、ナント彼は突拍子にも「沖縄米軍嘉手納基地は止~メタ!!」と発言して・・・辞めていったのである。

 そこで「ナゼ?上流階級のオボチャマ方は簡単に(・・止~メタ!!)と発言するのか」を・・・三弦爺イは考えた。 想像するに、地位と名誉に恵まれ裕福に育った御曹司達は思いのままの自由生活が出来ると思いきや・・・以外にも側近達が「オボッチャマ!それは危のう御座いますから、オ止メクダサイ!」と止めさせられるらしい。
 そこで不満な顔をしていると側近達から「・・・その代わりに斯様なステキな事があります!」と万事上手く行く手筈が提供される・・・これに慣れちゃうと政治家になっても(・・止~メタ!!)と言えば何か解決策が周囲の取り巻き達から出てくると考えてしまうのジャ。

 そんな御曹司とは違って、三弦爺イらの生活周辺には貧しい人達が身近にいたので、「止むに止まれず・・」下賎な働きをせねばならぬ状況も理解出来た。
 そんな経験から得た人生訓は「存在するにはワケがある」という言葉で、この世の万物は故あって生まれ存在するという東洋的な考え方。 幼馴染の奈津子チャンをこのブログで「妾の・・・」と言葉飾りをする理由も、そんな彼女の境遇を如何様にも出来なかったアノ時代の生活を忘れんが為なのジャヨ~~~。
「妾生活なんか止~メロ!!」と言っても生活保護が在るわけじゃなし・・・頑張って上に羽ばたくには世間の空気は余りにも薄情で冷たかったんだよナ~~。