いいスーツ生地だと見分けるわけなんだけど、
とりあえず触った時のハリやコシが大事なんだけど、
正直申しまして長年の経験が必要となるスーツやジャケットの生地選び、
今回ちょっくらではございますが、
お買い得なデッドストックの生地を買い付けました、合掌です。
イタリアにはイタリアの哲学っていうか、
より軽く柔らかい生地を求める傾向があるんだけど、
日本の気候を考えると理に適っていると思われるし、
イギリスの服地作りにはウエイトのある仕立て映えする生地を追求する傾向があり、
体に馴染ませながら長く愛用する気質はK玉好みなんだけど、
とりあえず、ここはあくまで好みの問題なんだけど、
今回はハリとコシにこだわった着分の生地、
早い者勝ちなな英国モノをご覧いただこうかと思うK玉ですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
← 生地選びは弊店スタッフにお任せください!
そんな感じで本日はちょっくら入荷のデッドストック、
高価なヴィンテージではございませんが、
それぞれの個性豊かな着分をご覧ください。

SMITH・WOOLLENS <England> W100%
LBDハリソンズグループの傘下となったスミス・ウーレンズの
いわゆるハリとコシがある着分の生地、
ネイビーにラベンダーストライプとエレガントな印象の
英国生地らしい服地でございます。
太鼓判です!!!

HARRISONS OF EDINBURGH <England> W100%
ダークネイビーの凝った織り感のストライプ、
1863年創業の老舗マーチャント、ハリソンズの着分です。
ソリッドでウエイトもあるやはり英国らしい素材感は秀逸です。
太鼓判です!!!

WILLIAM・HALSTEAD <England> W100%
ナス紺のオルタネイトストライプ、
今季大人気のフランネルでございます。
1875年創業の老舗ミル、ウィリアム・ハルステッドの
弾力性のあるしっかりとしたさわり心地は
イタリアのフランネルにはない素材感といえましょう。
太鼓判です!!!

W・BILL <England> W100%
サヴィル・ローのテーラーでは根強い人気のW・BILL、
サー・エドモンド・ヒラリーがエベレストに登頂した時に着用していた生地として
仕立て屋の世界では有名な逸話でございます。
打ち込みのしっかりとしたブラウンのヘリンボーン柄にオレンジのウインドぺーンと
渋ジャケットの生地の筆頭でしょうか。
オレンジの差し色で若々しく着ていただきたい着分です。
太鼓判です!!!

H・LESSER&SONS <England> W100%
1920年創業のH・レッサー&サンズ、
英国伝統生地を頑なに守り続けるマーチャントではございますが、
今回ご紹介する生地はイタリアのカルロ・バルベラに発注したグレンプレイド柄、
英国生地を思わせる打ち込みのしっかりとしたクラシックな柄感は
仕立て映えすること請け合いです。
イタリアの至宝と言われるだけのことはあり、
H・レッサー&サンズも一目置いてるミルというわけだ。
太鼓判です!!!

こんな流れでオーダー好きの一部のマニアが好む
高価なヴィンテージ生地ではなく、
同じデッドストックでもお買い得な価格設定の掘り出しモノ
ご用意させていただきました。
渋い色合い、レトロな雰囲気の柄感、
ハリとコシにポイントをあてた弊店の新着生地のご紹介、
いつものように軽く背中を押す作戦、
悪しからずです。
それではこのへんでチャオス☆ !
← 前とはフォームが違って写真の貼り方に慣れてないK玉です。





おまけ: 本日も仕立て上がり
K様 LORO・PIANA <Italy> ZELANDER W100%
まさに最旬、深みのある色合いが落ち着きを演出するヴィンテージ調生地、
ロロのジランダーの独特の風合いはK玉も大好物の一着です。
控えめなシャドーなブルーの柄感が陽光の元くっきりと浮びあがり、
思慮深い男を印象づけてくれる、味わい深い仕立て上がりとなりました。
シャープな2釦の上着にクラシックなベルトレスのパンツ、
この脇美錠のディテールと実は軽やかな着心地が
今求められるスーツかもです。
お待たせしました。



M様 SAVILE・CLIFFORD <England> S100’S
和柄を感じさせるやはりヴィンテージ調の柄感、
1930年創業のサヴィル・クリフォードは重厚感のある生地が得意なミル、
ネイビーの枯れた格子柄にはどこか惹きつけられる独特のオーラを感じるK玉です。
一般的なビジネスマンには癖が強すぎる柄感かもですが、
単にスーツとしてカッコいい仕立て上がりでございます。
いかにも英国調の顔をしておりますが、
着心地は軽やかな一枚芯の仕様、
ライニングのエンジ色がピシャリとはまる一着の完成です。
お待たせしました。



O様 W・HALSTED <England> W100%
こちらもヴィンテージ調といえるくすんだダークネイビーのピンヘッド、
弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたウィリアム・ハルステッド、
いぶし銀な仕立て上がりでございます。
O様の戦略は2ウェイ、スーツの上着をダブルステッチ、2パッチポケットと
ジャケット使いを視野に入れたオーダー、
当然グレーのパンツも仕込んでおります。
このへんの感覚が素人と上級者の違いでしょうか。
打ち込みのしっかりとした生地ゆえなせる技、
レトロな素材感でもって汎用性の高い優れモノの完成です。
お待たせしました。



I様 E・ZEGNA <Italy> ELECTA W100%
弊店オリジナルバンチよりお選びいただいたゼニア社のエレクタ、
ゼニア社のコレクションの中で最もイギリスを感じるシリーズ、
ハリとコシのあるオルタネイトストライプの仕立て上がりでございます。
夏場よりキレイにダイエットと体を絞ったI様、
再採寸で完璧なフィッティングを手に入れた模様、
以前のスーツも調整いたしますのでお持ちください。
お待たせしました。



M様 HARRISONS <England> REGENCY W100%
昨年より絶賛おすすめ中のプレイド柄、
枯れたナス紺のシャドーなチェックは落ち着いた雰囲気、
品ある控えめ目さがジワジワとお洒落感を醸し出す一着でしょうか。
一枚芯の軽快な仕様ながら見た目は正統派のスーツ、
誠実かつ洗練の極み、M様の審美眼でございます。
光の加減でさり気なく柄が際立つ、
このスパイスがいぶし銀な男の武器となるわけだ。
お待たせしました。



以上、本日の仕立て上がり。
ご紹介できてないお客様、申し訳ございません。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。