インスリン産生細胞を「再起動」
2型糖尿病は「完治」できる?
(糖尿病ネットワーク)
肥満を伴う2型糖尿病患者では
糖尿病を発症してから
6年以内であれば
食事療法と運動療法により
完治できる可能性があるという
研究報告についての記事です。
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糖尿病は一度発症してしまうと
完治は難しいといわれています。
しかし、イギリスの「DiRECT」
(糖尿病を寛解するための臨床試験)によると
2型糖尿病患者において
インスリン分泌が残存していれば
適度な体重減少により
膵臓のβ細胞を再生でき、
糖尿病から離脱できる事が示されました。
ただし、寛解できたのは約半数で
残り半数は、内臓脂肪がもたらすストレスに対し
β細胞が持ち堪える事ができなかったそうです。
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大事なのは早めに対処する事です。
糖尿病は自覚症状に乏しく
合併症などなんらかの症状が出てきた時は
かなり進行している可能性があります。
上記の記事では
肥満の解消、体重コントロールを
挙げていますが
特に内臓脂肪の蓄積が
β細胞へのダメージが大きい事が
分かります。
内臓脂肪の蓄積は、β細胞のみならず
血管や他の臓器を傷つけるので
糖尿病の有無に関わらず要注意です。
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肥満の解消というと
安易に食事だけ減らす人がいますが
結局リバウンドする事になり
臓器や筋肉に脂肪がつきやすくなり
かえって体によくありません。
食事療法と運動療法の両輪を
長期間継続していく事がポイントで
つまり、良い生活習慣の獲得こそが大切です。
また、病気になってから
対処するのではなく
40代を過ぎ、
お腹まわりが気になりだしたら
早めに生活習慣の見直しをしましょう。
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