歯の健康が寿命と健康寿命の延伸と
要介護期間の短縮に寄与-東北大
(医療NEWS)
東北大の研究によると
自分の歯が多く保たれている高齢者は
健康寿命・寿命がともに長く、
要介護期間が短いそうです。
これまでも、歯の本数が多いと
死亡率が低い事や、要介護になりにくい事は
知られていますが
要介護でいる期間についてまでは
明らかではありませんでした。
研究では、全国24自治体の
要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者を
3年間追跡したデータを分析したそうです。
歯の本数を4区分に分け
(0本、1-9本、10-19本、20本以上)
死亡日および要介護度2以上の認定日を分析、
歯の本数以外の要因を
取り除いた上においても
歯が多いと、単に寿命が長いだけでなく
健康寿命が長く、一方で、要介護でいる
期間が短い事が明らかになったそうです。
その差は85歳以上で最も大きく
歯が20本以上ある人は0本の人に比べ
健康寿命が 男性で+92日 女性で+70日
寿命が 男性で+57日 女性で+15日
要介護でいる期間が 男性で-35日 女性で-55日
…の差があったそうです。
この研究から、歯の健康が
健康寿命に寄与する可能性が示されました。
私は、あまり歯が丈夫ではありませんので
歯医者で定期的に健診を受けています。
歯の健康を保つためには、
日頃より自分の体の状態に関心を持ち、
管理していく事が大切で
そういう姿勢が、他の疾病予防や
健康長寿につながるのだと考えます。
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