誰も寝てはならぬ | Nairobi Today

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戦争が始まって1週間が経ちました。最初の数日間に比べて攻撃の頻度は減ったものの、脅威は続いています。UAEには今日までに246のミサイル、1422のドローンが飛んできており、UAE軍はそのほとんどを撃墜しています。

 

一方、ドバイやアブダビの空港から飛ぶ飛行機は徐々に数が増え始めました。エミレーツ航空もチケットの販売を再開したので、ドバイから日本行きのチケットを買って一時帰国する人も増えてきたようです。昨日は出国希望者を乗せた政府チャーター便もオマーンから出発しました。

 

ドバイの学校(ローカル、インター共)は先週月曜日からリモート授業を続けていたのですが、もともと16日からの予定だった春休みを1週間早め、昨日から2週間の休みに入りました。外出が禁止されているわけではなくお店も普通に開いているので、娘15歳は日替わりでいろんな友達と家を訪ねあったりモールにでかけたりしています。

 

犬もカフェに出かけたりしています

 

2日前のこと。学校を終えた娘が午後から友達とドバイモールへ遊びに行きました。世界一の面積を誇るドバイモールは世界一の高さを誇るブルジュ・カリファの足元にあります。開戦初日には近くにドローンのデブリが落ち、ブルジュ・カリファが狙われているのではという話も出ましたが、その翌日には大統領がモールを訪れ、レストランで食事を楽しむ様子が報道されました。

 

そのドバイモールで娘は友達と一緒に2時間食べ放題のお寿司を食べるとのこと。SUSHIはここドバイでも大変人気です。夜に娘を迎えに行きがてら、夫と私も夕食をモールでとることにしました。着いてみると、ドバイモールはいつもと変わらない賑わい、駐車場も普段より少し空いてるかな?ぐらいでした。

 

いつも通りに美しいダウンタウンの夜景

 

ステーキを食べたいという夫のリクエストで向かったのが、地上階にあるHurricane’s Grill。ドバイは暑くなる手前の、外で食事を楽しむには絶好の季節です。特に狙ったわけではないのですが、ドバイ・ファウンテンが見えるテラス席に案内され、ボリュームたっぷりのステーキを満喫しながら噴水ショーを楽しみました。

 

とても食べきれない

 

食事が終わって会計のレシートが届いたころ、また噴水ショーが始まりました(30分おきに5分程度のショーが行われている)。娘も近くで友達と一緒にショーを見ている様子で、じゃあこれが終わったらレストランにおいで、などチャットでやりとりしていた矢先のこと。

 

ミサイル警報がスマホから一斉に鳴り響きました。

 

えっ今?

 

噴水の周りの見物客も、テラスで食事をしていた人たちも立ち上がり、いっせいにモールの中へ。娘とはお互い近くにいたこともあり、幸いすぐにレストランの近くで落ちあうことができました。

 

娘は友達と噴水を見ながら「いまミサイルが来たら映画みたいだね」などと話していたところに本当に警報が鳴り、ふたりで手と手をとってモールの入口へ走ったそうです。ちょうどプッチーニの「誰も寝てはならぬ」がショーで流れていて、まさに映画のワンシーンのようだったとか。

 

モールの中に入ってしまえば落ち着いたもので、お店も普通に営業しているし、パニックになっている人もいません。駐車場出口はしばらく混むだろうなー、と思い少し時間をつぶしてから車へ向かったのですが、意外なことに混雑はまったく無し。スムーズだったね、と話しながら帰途についたのですが、今度はナビがおかしなことに。

 

真っ青なナビ画面

 

WAZEというアプリを使っているのですが、現在地が合っておらず、わけのわからない道を案内されます。Googleマップもダメ、車の純正ナビもダメ。ヨルダンの死海沿いでイスラエルの妨害電波にあい、現在地が空港にとばされていた時↓を思い出しました。その後10分ほどでGPSは回復、幸い行き慣れた道で自宅に帰るだけなので問題はありませんでした。

 

 

まさかドバイで似たような目に遭うとは

 

 

ということで、相変わらず先が読めないながらも、ひとまずは平穏な?日々を送っています。戦地では今も激しい戦闘が続いている様子。一刻も早く、争いが止みますように。