スエズ運河でシーフード | Nairobi Today

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前回記事の続きです。

 

 

朝方カイロを出発するときに

アハメッドから

「マンゴー農園のそばの湖に

 シーフードレストランがあるので

 そこでランチを食べませんか?」

と提案がありました。

 

湖でシーフード?川魚かな?と

あまり気が進まないながらも

なんとなくアハメッドもゴマも

そのレストランを楽しみにしてる

っぽかったので、そこでランチを

食べることにしました。

 

マンゴー農園の見学を終えて

向かったのはイスマイリアの町。

中心に大きな湖があります。

 

ティムサ湖は海水と淡水が混じった汽水湖だそうです。

 

右側の2本の川はスエズ運河。

イスマイリアはマンゴーの産地という

よりはむしろ、スエズ運河のちょうど

真ん中に位置し、スエズ運河庁もある

海運の要所なのでした。

 

運河とか海運というとなんとなく貨物船が

行き交う工業地帯っぽいイメージですが、

ここティムサ湖は湖畔に高級ホテルや

ビーチクラブが並ぶリゾート地で、

ノースコーストより近くてお手頃な

穴場の別荘地として、エジプトの富裕層

にも人気の場所なのだそうです。

 

そんなイスマイリアの地元民である

ゴマが連れて行ってくれたお店がこちら。

 

お店の名前がぜんぜん読めない(場所はここです)

 

メニューもぜんぜん読めない

 

何が食べたいですか?と言われても

何があるのかわからないので、

店頭の冷蔵庫で魚を見せてもらい、

美味しそうなやつを塩焼きにしてもらい

海老のグリルとおすすめのスープも

頼んでみました。


なにかの魚の塩焼き

 

海老のガーリックバター


地中海に面したアレクサンドリアや

紅海に面したフルガダでシーフードを

食べて撃沈してきたので、今回も

それほど期待していなかったのですが、

ここはすごく美味しかったです。

 

お店の中は冷房も効いて快適。

食べきれいないほど頼んで

5人で6000円ぐらいでした。

涼しい季節なら屋上に上がって

湖を眺めることもできるそうです。


湖畔の道沿いには同じように

一階が鮮魚販売、上がレストラン

になっているお店がずらり。

イスマイリアには場所柄、

地中海と紅海の両方から新鮮な

海産物が集まるのだそうです。

 

のどかな湖畔の道

 

お腹が満たされた後はスエズ運河を見学に。

目指した場所が外国人は通常入れない場所

らしく、ゴマが係官と長いこと交渉して

なんとか中に入ることができました。

むしろなぜ入れたのかナゾです。

 

貨物船が通る時間が決まっているようで

私たちが行った時間は残念ながら

大きな船の姿はなし。

でもエジプトにいるからには

一度見に行ってみたかったので、

良い機会があってよかったです。



これがスエズ運河


持ち帰った10kg分の食用マンゴーは

朝晩せっせと食べ続け、メイドさんにも

持ち帰ってもらって1週間足らずで

なんとか消費。ジュース用はメイドさんに

すべて皮をむいてもらって冷凍しました。


ぎっしり

 

こちらの人はこの冷凍マンゴーを

大事にとっておいて、ラマダン中に

ジュースにして飲むのだそうです。

ラマダンはまだ半年も先。ゴマの家の

冷凍庫、どれだけ大きいんだろう…?