フィリピンではあまり
食洗機が普及しておらず、
外国人向けの賃貸物件でも
キッチンに食洗機がついて
いるところは稀でした。
食洗機が買える層の家庭には
メイドさんがいるので、
食洗機はあまり必要とされて
いないのかもしれません。
それでも
私たちが仮住まいしていた
ラッフルズのレジデンスには
食洗機がついていたので、
マニラに着いてからの
1ヶ月半は食洗機を
使っていました。が、
食洗機用洗剤を売っている
ところが見つからず、
苦労しました。
(Rustan’sにありました!)
その後引っ越した本住まいの
コンドには食洗機が無く、
でもうちのメイドさんは
夕方には帰ってしまうので、
夕食後の食器を洗うのは
いつも私の仕事。
長いロックダウンの間は
外食もままならず、
毎晩お皿を洗いながら
「夜にお皿だけ洗いに
来てくれるメイドさん
いないかなあ」なんて
思っていました。
そんなフィリピンから
スイスに引っ越して来て
食洗機がある生活になった頃は
「ラクすぎて夢みたい♪」と
毎回喜びを噛み締めていました。
最近ではそれが当たり前になり
食洗機にお皿を入れるのも
面倒に感じてしまうことが
あります。慣れって怖い。
我が家の食洗機は、入居時に
運良く?壊れていたために
入れ替えてもらった新品です。
入れ替えの様子
MieleのAutodosというタイプで
パワーディスクをセットすると
洗剤が毎回自動投入されるという
家事を少しでもサボりたい
私のような怠け者には
ぴったりの機能がついています。
奥の丸いやつが洗剤ディスク
他にも食洗機用の塩と
リンスを入れる場所があり、
塩(硬水を軟水化してカルキを防ぐ)
リンス(ピカピカに仕上げる)
どれかが空になるたび
ディスプレイで教えてくれます。
シオヲイレテクダサイ
一箱全部入れます
マニュアルによると
塩を入れた後は空で一度
食洗機を回したほうが
良いそうです。
意外と世話が焼ける…。
塩は安いので毎回適当に
買っているのですが
この塩の箱は開け方が
わからず、しばし悩んで
しまいました。
赤いところを押せば開くかと
思いきや、びくともしない。
サイドのreosalの文字あたりに
よく見ると切り取り線があって
そこに切れ目を入れてから
赤いところを手前に引くと
三角に開く。そうきたか。
洗剤のディスクは月1回交換、
リンスや塩はそれより低い頻度
ですが、バラバラのタイミング
で来るので、結構しょっちゅう
なにか補充させられてるような
気がします。
ふと気づいたのですが
いつも使ってる洗剤ディスクに
よく見ると“オールインワン”
と書いてありました。
っていうことは実は
塩もリンスも全部入ってて
これひとつでまかなえたり
しちゃう?と思って
あれこれ調べましたが
やっぱり別で入れる必要が
ありそう。
何より、指示通りにしないと
毎回毎回ディスプレイに
「シオヲイレテクダサイ」
「リンスヲイレテクダサイ」
が出て来ちゃいます。
じゃあオールインワンって
なんなんだ…。
食洗機に慣れたと言いながら
いまだ翻弄されている私です。