ダイソンの掃除機 | Nairobi Today

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故障シリーズです。
日本で使っていたダイソンの掃除機が

マルチ電圧だったので、マニラに

持ってきてそのまま使っていました。

といっても、メイドさんが来てからは
メイドさんがほうきとモップ派なので
掃除機の出番はあまりなく、
ほとんど置物と化していました。


そんなある日、

たまたまメイドさんがいない時に

床になにか粉か粒をこぼして、

掃除機を使って片づけようとしたら、

数十秒で動かなくなってしまいました。

あれ?充電してなかった?と
時間をおいてフル充電になってから

再度試したのですが、

またすぐにスイッチが切れてしまいます。

数年前、まだ軽井沢にいたころにも

まったく同じ現象が起き、いろいろ

検索したり、カスタマーサービスに

問い合わせたことがありました。

電話口であれをこうしてみてください、
これを試してみてからもう一度

充電してみてください、

ランプの色はどうですか?などなど

かなり時間をかけてやりとりした後に
出た結論は、バッテリーの経年劣化。

新しいバッテリーを購入して入れ替えたら
あっさり解決しました。

 

なので、今回もバッテリーを買って

替えればOKのはず。
ということでまずは最寄りのSM Auraの
ダイソンで聞いてみることに。
「交換バッテリーを買いたいのだけど…」
と聞くと、店員さんは慣れた様子で
カードを差し出しました。
「修理のことならここに電話してください」

 

マニラでダイソンが壊れた皆様、お納めください


よみがえる日本のカスタマーサービスとの
長い長い確認のステップの記憶。。。
あれを英語の電話でやるなんてつらすぎる。
住所を見るとマカティのモールの中だったので
直接行ってみることにしました。

平日のせいか閑散としたモールでしたが、
ダイソンのお店兼サービスセンターは
ちゃんとやっていました。
「かくかくしかじかで、

交換バッテリーを買いたいのだけど…」
と言うと、すかさず尋ね返されました。
「なぜバッテリーが原因だと思うんですか?」

おっ、来たか。

でもここでひるんではいけません。
「前にまったく同じことがあったからです」
「OK、じゃあ在庫があるか調べますね」
思いのほか、あっさり受け入れてもらえました。

調べた結果、交換バッテリーの取り寄せは
可能だが1~2週間かかるとのこと。
入荷したら連絡をくれるというので
名前とか電話番号とかいろいろ書いて
お店を後にしました。去年の1月の話です。

2月:当然のように何も進まない。

3月頭:電話してどうなってるか聞くと
確認して折り返しますね、と言われる。
電話がかかってくるが途中で切れる。
が、奇跡的にテキストメッセージが来る。


「お問い合わせのバッテリーは購入可能です!
 オーダーの詳細をお知らせください。
話がまたイチからスタートした感が

否めないものの、しょうがないので

名前とか電話番号とか掃除機の型番とか
いろいろ書いて送る。再び入荷待ち。

3月中旬:コロナでロックダウン開始。
絶望の中、「もうすぐ入荷予定です」と
テキストが届く。ダイソンすごい!

と思ったらその日のうちに
「政府の方針に従い、ダイソンは修理を
含むすべてのオペレーションを停止します」
とテキストが届く。すべてを一旦あきらめる。

 

ロックダウン中


5月中旬:そろそろ経済活動が再開し始めた

ので、ダイソンにテキストしてみる。
「御社の営業は再開しましたか?
オーダーした商品はどうなりましたか?」
するとすぐに返信が。
「こんにちは。どのようなご用件ですか?


もしかしてまたイチからスタート?

3月に送ったオーダー詳細をコピペして
テキストする。こんな時、電話よりテキストが
断然便利。というか、上にスクロールすれば
先方も何の件か簡単にわかるはずなのに。

6月頭:ダイソンからテキストが来る
・注文の品をお届けします
・詳しい住所を教えてください
・代金を下記の口座に振り込んでください
・送料は受取人負担になりますがよいですか?
いきなりの急展開!

すぐに代金を振り込んで連絡すると、
その日のうちにバイク便でバッテリーが

届きました。本体4,500ペソ、送料160ペソ。
自分で交換して修理完了しました。

人間、あきらめないことがたいせつですね。