しっかりチェックしとけば良かった。


もうアップされちゃってるのだが、そういう事なのだ、消したけど。


公開予約みたいなのが出来るから、過去に書いた分と併せてアップしといたんだよ。


昨日とかなのかね?


アップされてた(笑。


私が日付けの設定を間違えたのだが。


いい感じで突然の打ち切りみたいな流れにしといたのに打ち切りっぽい感じにならない。


超失敗した。


だって、突然終わるから変な味付けなしで読めるのであって、そろそろ終わると思ったら違うじゃないか。


ジャンプの巻末独走してるから、アイアンナイトも刹那的な雰囲気が加速して見えるとかだよ。


iショウジョのように真ん中でも楽しみな作品もあるが。


いちいちヒロインの名前が素敵だよね、銀子とか。


これじゃ終わりを売りにした長期連載漫画のようになってしまう。


ほら、あるじゃないか。


終わる終わると思わせておいて、そのドキドキワクワク感で引っ張るセールス。


終わる終わる詐欺と呼んでいるのだが。


一応、五月まで更新されるのだが、そこで終わりだ。


これとかイレギュラーで今書いてるんだよ。


リアルタイムでアップするとか久しぶりすぎる。


あ、今更だが【なのだなのだ】は「タケト骨付き肉よこすのだ」とか関係ない。


大好きだけどワイルドなハーフからじゃないから勘違いしないでよね。


ロマンサーズも好きだ。


諸君、大人じゃないかね。


ここは大人として、見なかった事にしてくれたまえ。


見なかった、突然で驚いちゃったと思ってくれたまえ。

最後の夜。


初めて語り合った時のように、夜通しお喋りを続けた。


「ドラえもんの六巻みたいだね」


枕を抱えて君が笑う。


「それじゃ続きがあるみたいじゃないか」


「ごめんね。わたしばかりが思うようにして。」


「仕方ないよ。君が苦しまないならなんだってする」


「そういうこと言わないでよ。もったいないくて涙がでるじゃない」


「正直な気持ちは、ストーカーって法律で規制されてないよなとか考えてる」


「うわー!おまわりさーん!ここに怖い人がいますよー!」


「いやいや、本気でつきまとうのもいいと思うくらい好きだなんだから仕方ないよ」


「うわー、百年の恋が冷めた!これでキッパリ忘れられまーす」


「僕は忘れられないよぉ~。捨てないでよぉ~。好きだよぉ~」


「うふふ。どこが一番好き?」


「うーん、えっとね」


「ちょっと照れる~」


「【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープな感じで、背が高くて少し猫背】な所!」


………
………………
………………………
………………………………
………………………………………


って!


うおおおぉぉぉぉぉい!!!!!!!!!!!!!!


これね!?


すっごい!いい想い出なのね!?


てか、この時間があったから今があるってぐらい貴重で特別と言えちゃう時間だったんだよ!!!!!


なのに!!!


なあああのおおおにいいいい!!!!!


これだけの大長編!!!!!!!!!!!!!!


ちょっと同人で出版してやろうと思う長さだよ!?


秘宝中の秘宝!!!!!!


表に出せる最高のお料理ですよシェフ!?


こりゃ行けたかなー?


いい感じで言い訳っていうか誤解とけちゃうかなー?


やっぱ台所さんたらハートとハートで繋がる恋とかしてるんだねー、みたいな?


あれ?こいつって意外とこの方向でも生きるんじゃね?むしろ向いてんじゃね?ぐらいのね!?


そんないい感じで終わりかけといて!!!!!


【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】で終わりだよ!!!!!!!!!


これ言った!


俺これ言ってるの確かに!!!!!!!!!!!!


最後の夜に言っちゃってんの【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】って!!!!!!!!


人生変わるぐらい深く染み込んだ相手の一番好きなとこ【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープな感じで、背が高くて少し猫背】だってよ!


もっとあるだろうよ!?


物語の妖精みたいに優しかったから。とかよ!!!


お姉さんぶる癖にオバケ怖いって怒るところ。みたいな過去ノロケとかあんじゃんよぉ!?


もっとあんだろうよぉ台所さんよおおぉ!!!


よりによって【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】とか言っちゃてんだぜ!?


超笑えるっつーの!!!


ギャハハハハハハ!!!!!!!!!!!


ゲラゲラゲラゲラ!!!!!!!!!!!!


って笑えるかああああああ!!!!


さすがに絶望するわ!!!!!!


こんな所まで【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】で決着するとか引くわ!


さすがに諸君も長く果てしないの読まされて、ああコイツ照れ隠しでこれ書きたかっただけなんだな、とか思いかけてたんだろう!?


分かるわ!


俺もそのつもりだったよ!


でも言ってたー!言っちゃってたー!


【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】って言ってたー!


あううううっ!


俺こんなんだったのね。


ホントにもう無理だ。


こんなのが自分のアイデンティティーとか耐えられないわ!


もういい!


ああ!そうだよ!


俺様はよぉ!?


【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】なら誰だっていいよ!


そうだよそうだよソースだよ!


【ちょいキツイ目つきで、顔がシャープに長い感じで、背が高くて少し猫背】ならなんだって惚れるよ!


それで間違いないよ!


どっっっっっっっっ!ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!

記憶喪失モノにハズレ無し!


そのくらい信頼している鉄板ネタだ。


タイムスリップモノの次に信頼している。


放映日から相当経過しているのだが、ゴールデンタイムの最終回を見たのだ。


録画してあってさ。


ほのぼのした気分の晴れた休日に見ようと思って。


ちょっと楽しみにしている物を、良いコンディションで楽しもうという小さなハッピーだよ。


いやー、初めてかも知れないよ。


記憶喪失モノでグッとこなかったの。


原作で細かく描写してある所を、ザックリ削っているのだろう?


どことなく薄い内容になっていて、記憶喪失モノにハズレ無しって私の持論が崩れてしまった。


もっと感動的な感じで、グッとくる終わりになるとばかり。


登場人物を記憶喪失にさえしてしまえば、どんな物語でもグッとくる所、驚く所、泣かせる所、自由自在のはずなのに。


こんな事なら面白いと思った瞬間、いつものように原作に手を出すべきだった。


ちょっぴり損してしまったよ。


面白かった~と思えるのだが、禁断ともいうべき約束された記憶喪失モノとしては最悪の形になっていた。


これ原作ファンとか怒るタイプのアニメ化なのだろうね。


なんだったら三話で切るぜ?くらいのニュートラルな位置で、実際に三話で切ってから終盤で再び視聴した身としてはどうでもいいのだが。

発芽のような速度だったけれども僕達は成長して行った。


ほんの数年の暮らしなのに、安心して生きる時間が与える効果は絶大だった。


僕には親友ができたし、彼女は友人を家に招くようになった。


帰れる場所がある事で、どこかに冒険に出掛ける事が可能になったのだろう。


強くて強すぎて人間でなかった者が、人になっていくような奇妙な感覚だった。


だから弱くなった部分も目立つようになる。


彼女は顕著だった。


自己犠牲なんて言葉では説明のつかなかった道ばかりを歩んできたのだ。


その茨の上は、人間が歩くには棘が太すぎたのだ。


「お仕事辞めようと思うの」


この一言を搾り出してしまえば、全てが終わってしまうかのように、長い時間をかけて国木田独子が切り出した。


話す事は多々あった。


人が灰になって行く事が辛い、と。


これに慣れてしまう人間になるのが怖い、と。


でも、こうして辛い気持ちのまま、最初の温度と変わらず悲しいのなら、いつか逃げ出すかも知れないと。


僕には理解出来ない部分だった。


全てを共有出来るほど万能な繋がりではないのだから。


ただ、その優しさに救われる人がいることだけは確かなことだと確信していた。


僕達は一人から二人にまとまった。


弱さを手に入れて、人間らしさを手にしたからこそ国木田独子に限界がきたのだ。


「それは逃げ出すことになるから嫌じゃなかったの?」


「うん」


「逃げ出してもいい事だし、少し貧乏させてしまうけど僕の気持ちは変わらない」


「………」


そこで答えに思い至った。


彼女は人の終わりに係わる事に限界がきたのだ。


だから返答できずにいるのだ。


あと数年すれば、今度は僕が見送る毎日を繰り返す。


彼女が離れた辛い場所に、僕が身を浸す。


どうしても思い出してしまう。


一番傍にいる僕が、彼女が逃げ出すほど辛い場所で生息している何かになってしまう。


彼女が耐えられなかった悲しみに、僕が耐えてしまったとしたら。


それは彼女にとって残酷すぎる。


それは強さや使命感でなく、ただ人の死に鈍感になれただけになってしまうのだ。


単純に、そんな環境とは無関係でいたいという気持ちも大きなウエイトを占める。


もちろん抵抗した。


僕が縋って抵抗した。


当然のように、彼女を失うのなら全て放り出するつもりだとも伝えた。


それに関しては否定されるのは分かっていたが、案の定、初めて過ごした一夜のように叱られた。


国木田独子との終わりが来た。


大袈裟な話ではないのだ。


寂しい都会の暮らしに疲れた二人が出会い、結ばれて幸せを味わい、何か切っ掛けがあり終わる。


どこにでもある恋の話だった。

ある夜。


二人で暮らす新しい部屋を借りてから数日。


眠りながら泣く国木田独子に目が覚めた。


これは知っている。


僕は知っている。


きっと、僕も眠っている間、こうして泣く事があるのだろう。


それは志を抱いた原初の問題で、今なら解決する術も分かっている物だった。


ただ、気付かなかったのだ。


一人で過す夜しか知らなかったから。


ゆっくりと国木田独子の額に手をあてる。


撫でてからお腹に手を移動する。


そっとそっと。


壊さないようにポンポンと繰り返す。


しゃくり上げるような泣き声が落ち着いて行き、静かな寝息に変わるまで国木田独子を見つめていた。


翌朝。


その事について尋ねる。


「僕って夜とか泣いたりしてるよね?」


台所に立ちながら尋ねる。


食事作りは交代制だ。


それだけで伝わった。


「わたし泣いてた?」


初めてだし、驚かなかったよ、と当たり前の挨拶のように受け流す。


お互いに、そうであると確認が出来れば良い事だった。


それは彼女も理解していたようで、このまま暮らしていけば泣かなくなるんだよね、と首をかしげた。


卵でも専門家だ。


僕は肯定すると、きっと僕は毎日だったはずだけど、君は睡眠不足で困ってなさそうだから、そうなるんだね不思議だねと逆側に首をかしげた。


そうして、僕と国木田独子は、一人で抱えていた暗い場所にある荷物を、協力して持ち合う形を作り上げて行く。


この世界に喪失という概念が存在しないかのような。


ただ幸せだけが存在する暮らしが続いた。


彼女の心が優しさを捨てられないと軋み始めるまでは。