望まぬニックネームがつきそうになっている。


あだ名がゴリラになりそうなのだ。


非常にマズイ。


私さ。


缶コーヒーを飲むと、缶を潰して捨てるようにしている。


掃除に入る方々ってお年寄りなんだよ。


ゴミ袋がパンパンだったり、膨らんでいると腰に負担がかかる。


運ぶ時、体の軸がズレて動く事になるから。


少しでも楽が出来るように、缶を潰してゴミ袋の大きさを縮めていたのだ。


あと、コーヒー入れなきゃいけない私がいると、その役目になる若者が自分の作業に集中出来ない。


見えない気配りで缶コーヒーしか飲まない人を演じていたんだよ。


全部裏目に出た。


つい先日の事だよ。


掃除のお婆さんがいらした。


たまたま私も室内にいたんだよ。


あ、机の上の空き缶も捨てなくちゃとペシャっと潰してゴミ箱に入れた。


「お疲れ様です、こちらもお願いいたします」と会釈して。


ちゃんと偉い人の部屋だと分かっていたはずだ。


その部屋の主だと分かる席に座っていたんだよ。


しかし、お婆ちゃんだ。


そんなラインとっくにブッ千切った所で生きていらっしゃる。


「あら~あんただったの~、いつも缶がペシャンコでさ~、ゴリラでも飼ってるのかと思ったわよ~」


室内爆笑だよ。


それ以来だよ。


そのお婆ちゃんが私に会うと、「あんたゴリラじゃないんだから缶潰して遊ぶんじゃないよ~」と笑いかけてくる。


それで行ってしまうなら良いのだが、パンパン体を叩いて「ほんとゴリラみたいだねぇ~」と微笑みボム。


それ見ていた若者達とか、私を呼び止める時にゴって言い掛けやがるのだ。


「ゴ、だいどころ」と言い直す感じだ。


あいつら陰で絶対に私をゴリラと呼んでいる。

諸君に報告がある。


いや、同志諸君にお詫びせねばならない事がある。


すまぬ。


私、サンデーとチャンピオンを卒業してしまったのだ。


かれこれ35年になるだろうか。


それだけ付き合ってきたサンデー&チャンピオン。


意外とアッサリ卒業出来た。


まず、サンデー卒業の理由から話そう。


そもそもサンデーは月刊の方が面白い派だったのだ。


人類ネコ科とか風の戦士ダンとか、そっち方向が好きだったんだよ。


ジェミニストリートは今でも単行本化を望んでいるくらいだ。


それで本誌扱いの週刊サンデーも読むようになるじゃないかね。


それだけの理由で読むようになったわけだよ。


なんとなく惰性で読んでいたら富士鷹ジュピロ先生がデビューした。


てか、ずいぶん長い惰性だったのだが。


ぜひ、漫画家を続けて欲しいと思い、サンデーを買い続けた。


単行本を買うとかアンケートハガキを出すだけなのだが、援護射撃をしていたわけだよ。


そんで富士鷹先生の月光条例が最終回をむかえた。


そこで何かが切れてしまった。


富士鷹先生の単行本だけ買い続ければ応援になるだろうし、サンデーの編集部は漫画編集の一番悪い部分を抽出したような所だから応援もしたくないし、と。


それで卒業してしまったのだ。


情報化社会のマイナス面が出た感じだよ。


裁判の記録とか閲覧してみると、とても社会人とは思えない人間が出している雑誌なんだもの。


そりゃ作家さんも皆逃げるよ。


目に見えて部数が下がっているのも分かっていたが、このまま消えてしまうのが正解なのだろう。


才能を潰す役割なんて、どんな立場でもやっちゃいけない。


あの雑誌は消えるべきだ。


そんでチャンピオンだ。


こちらも卒業した。


こちらはネガティブな理由じゃない。


チャンピオンは今でも大好きな雑誌だよ。


しかし、もう42じゃないかね私。


恥ずかしいんだよ。


めちゃくちゃ恥ずかしいんだよ、チャンピオン買うの。


少年マガジンが、ヤンキー漫画のアイコンになった時代、早々に卒業してしまったのと同じ理由だ。


ヤンキー漫画雑誌だと思われている風潮。


これに負けてしまった。


酷い時なんてクローバーとシュガーレスと囚人リクが同時連載だよ。


私、40代にして漫画不良に憧れる痛い奴みたいになっていた。


我慢して買い続けていた。


漫画不良好きだし、漫画雑誌として一番正しい形を守っているのがチャンピオンだったし。


だが恥ずかしいのだ。


この年で買うにはハードル高すぎる。


バキの新作が始まっちゃったから、もう顔真っ赤にして買う事になっていた。


そこそこ体があるじゃないかね。


完全にバキ目当てでチャンピオン買っている脳筋だと思われるのだ。


あ、もう買うの無理だなぁと感じていたのだが、バーザスアースの最終回だけ読むの忘れてしまったのたが引き金になった。


後で読むつもりが、うっかりビニール紐で縛って捨ててしまった時、もう卒業しちゃおうと決めてしまったのだ。


なんか数十年も続けた事が二つも消えると寂しい気分になるよ。


42才になってしまった。


感慨深い。


おセンチ気分になっているべきなのに、どうして私はこうなのか?


ロングスカートの魅力を再確認してしまったのだ。


先々の事とか改めて考える良い機会じゃないかね。


それなのに、ロングスカートの素晴らしさについてばかり湧き出てくる。


あのさ。


シックな彩りで飾られた花束あるじゃないかね。


同じようにシックな色合いのロングスカートで、それが花柄だったとするよ?


もうね。


それは花束なんだよ。


花柄ロングスカートに腰を通した女性がいるじゃないかね。


それを引っくり返すのだ。


逆さまにするんだよ。


ほうら、見事な花束の完成だ。


いや、そういう吊るすとか、上下逆じゃないと興奮しないって変態なわけじゃない。


難易度高すぎる変態だが、そんいう変態的な意味じゃないのだ。


諸君に判り易く説明するにゃ逆さまにする必要があっただけだよ。


要するに花柄ロングスカートの女性は、自分も一本の花になっているのだ。


てか、花束にゃ主役が入っている。


その主役になっているんだよ。


花の柄は主役の花を際立たせる助演のような形だ。


こうして考えると花柄ロングスカートって最高に素敵じゃないかね。


人間を花束に見立てているんだよ。


なんとメルヘンでロマンサーな衣類だろうか。


しかも、ロングスカートって脚を隠しているから難易度低いように見えるじゃないかね。


あれほど要求されるスタイルの練度が高い物ってないよ。


下半身のラインを全部隠しているのに、その衣類の上から見えるラインが綺麗でないと映えないんだよ。


これまでロングスカートを見ても、暑いんだろうなぁと思うくらいだった。


今、選ばれし勇者装備くらいに思ってしまう。


そもそも、脚を隠してスカートであるって基本を押さえている精神性とか格好良い。


古いアニソンって凄いよね。


たまに思い出したようにユーチューブで観たりするんだよ。


ジャズから他国民謡まで幅広いジャンルを網羅しているのだ。


ここに音楽家の魂を感じてしまう。


だって、歌詞で表現する事が出来ない状態じゃないかね。


必殺技の名前を入れたり、キャラクターの名前は必須ですとか、作品のイメージで作ってくれとオーダーがあるのだから。


今の時代より縛りはキツイ。


その中で比較的自由に動ける曲の部分で、これが音楽家として魂だぜ!と主張している。


とんでもない世界だよ。


そんで印税とか貰っていないケースも多いのだ。


【およげタイヤキくん】などが有名な例だ。


それでも心に残る名曲を作り続けたってんだから素晴らしいとしか言えない。


これだけ時間経っても、アニソンって歌い継がれたり語り継がれているじゃないかね。


子供の頃に印象強く残った記憶だからってわけでなく、単純に名曲だから消えないだけなのだ。


一回聴いたら忘れないって作りも大きい。


なんか大人になってから聞くと、それだけ音楽の素養も蓄積されるじゃないか。


改めて、どうして忘れないほど印象強く自分に残っているのかが分かって面白いのだ。

オッス、オラ鬼太郎!


得意技は毛針なんだぜ!


このサツアイが冗談ですまなくなっている台所ウヒヒのぬめ太郎だ。


ヴァウズにして60日前後。


これ思ったより楽じゃなかったりする。


みんなヴァウズ楽だと思っているのだろう?


確かに入浴時の洗髪は1分かからない。


しかし、ヴァウズを維持するのが大変なのだ。


だって、一週間に一度は刈り込まなきゃならないんだよ。


ツンツンのハリネズミのようになってしまうのだ。


週一で床屋とか行ってられないよ。


電動バリカンを購入したのだが、それでも減る労力は微々たるものだった。


バリカンで刈り込むのに30分ぐらいかかるのだ。


丁寧にバリカンでなぞっていかないと、病気の犬みたいな模様になったりする。


均等に刈らねばならないから、かなり疲れもするのだ。


なにより恐ろしいのは毛針の存在だ。


いいかね諸君。


ピンとこないと思うが人間の髪の毛は凶器になるよ。


5ミリくらいの短い髪の毛。


これ体に刺さるんだよ。


すっごい刺さるのだ。


お風呂場で髪を刈り込むとする。


その時点で体のあちこちに刺さっているのだ、髪の毛が。


すぐにシャワーで洗い流すのだが、その段階でも刺さりまくる。


私は、総大将ぬらりひょんの催眠術で己を攻撃するように命じられた妖怪少年かって話だよ。


ゲゲゲの鬼太郎にそんなエピソードはないのだが。


なんかチクチクすると思って確認すると、必ず短い毛が刺さっている生活とか心臓に悪い。


夏を送ったら髪を伸ばす事にしたよ。