【朝刊】米中貿易戦争はルール主義を無視する中国への鉄槌

米中貿易戦争とは、純粋に経済学的に見れば、米国経済にある程度の打撃を与えかねないものですが、もう少し深い効果で見るならば、「ルールを無視した中国に対する鉄槌」という側面も見えてくるのではないでしょうか?

 

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「貿易戦争」

「報復の連鎖」

 

こういう「どっちもどっち」論を繰り返す、

「『トランプ』ガー」マスコミ。

 

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トランプの意図は、

ルールを守らない国に技術を渡すな!」

 

これに尽きるのだと思います。

 

中国は、何らかの不正な仕組みで安価な労働力を手に入れ、

ひたすら安いコストで大量にモノを作り、

全世界に売り捌く。

また、

米国財務省は長年、中国を「為替操作監視国」として対象に挙げています。

 

結局、これって、

北朝鮮の核に対する制裁と同様の、

貿易ルール破りの中国への「制裁」なのです。

 

「トランプガー」マスコミというのは早晩、

ヒラリー大好き、中国大好き、「資本主義死ね」の思想です。

「応酬」「報復の連鎖」報道に騙されてはダメです。

 

日本としては、根本の「中国のルール無視」に立ち返り、

トランプに対して、

「この方法では、中国への痛手にはならないよ」

中国に「ルール」を守らせるためにはどうしたらいいかを、

提案して、ともに実行するというスタンスが重要だと思います。