月刊『Hanada』9月号、ぜひ読んでほしい。

 今月号の総力大特集は「常軌を逸した加計学園報道と安倍叩き」。

 小川榮太郎さん(評論家)、阿比留瑠比さん(産経新聞編集委員兼論説委員)、長谷川幸洋さん(東京新聞論説委員)、作家の百田尚樹さん、有本香さん(評論家)。加藤清隆さん(元時事通信解説委員長)、末延吉正さん(東海大教授、元テレビ朝日政治部長)たちに、このところの、大新聞やテレビの報道ぶりを徹底的に糾明、糾弾していただいている。

 それにしても、取材すればするほど、朝日、毎日、東京などの大新聞、テレビ各局のニュースショー、ワイドショーの内容のひどさは目を覆わんばかりだ。

 とくに朝日新聞は、もう見栄も外聞もかなぐり捨てて、多分ジャーナリズム、ジャーナリストの矜持さえ打ち捨てて、倒閣運動に励んでいる。

 阿比留さんは「発狂状態」と評したが、まさに狂ったとしか思えない報道ぶりだ。

 そもそも5月17日の朝日のスクープ(前夜、NHKが報じたが)から、加計学園をめぐる騒動が始まった。

 文科省内に「総理の御意向」云々の文書が流れていたと、その文書の写真つきで一面トップで報じた。

 ところが、この写真、下の方がなぜか黒くなっていて読めない。

 後になってその理由がわかった。阿比留さんが、御自身のコラムで、明かしたのだ。

 朝日が隠したその部分にはこう書いてあったのだ。

「『国家戦略特区諮問会議決定』という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか」

「こうすれば総理の指示に見えるのではないか」ということは、つまり、総理の意向、総理の指示などなかったということではないか。

 朝日は意図的に文書のその部分を隠して全く正反対のことを“スクープ”しているのだ。

 フェイクニュースもいいところではないか。

 吉田清治の嘘に乗って書いた従軍慰安婦誤報に匹敵する大誤報、いや大虚報だ。

 

 

 もう一例。

 今、左派系メディアが持ち上げている東京新聞の望月衣塑子記者。

 

 

 週刊誌記事をもとに菅官房長官に同じ質問を繰り返して顰蹙を買い、本人それもわからずに、その気になっている記者だが、6月21日「安倍やめろ!! 緊急市民集会」に出席してアジ演説をしていたというのだ。

 完全に記者の則を越えた行動ではないか。

 こういう常軌を逸した大メディアだけ読んでいては森友も加計も何ひとつわからない。

 世論調査で「安倍総理は説明不足」が多いというが、大メディアのこんな常軌を逸した報道のせいだ。

 

フェイクニュースに税金を使うのもいい加減にして欲しい。