作曲・編曲家の神津善行さんが、夫人の中村メイ子さんと、

「戦争中はジャズのレコードを聴くだけで憲兵隊に引っ張られた」という話をしていました。

 

戦後平和主義の人たちは、事あるごとに、この戦中の「憲兵隊」の話を取り上げ、

だから、平和が大事、自由が大事と言います。

 

“憲兵隊と同様” 改憲の動きとの関係で問題視も「自衛隊の国民監視」 ←「赤旗」です

 

 

「まるで特高警察」「戦前に戻す気だ」

「特定秘密保護法」制定の時も、散々このような記事が踊りましたけど。

 

「ジャズのレコードを聴いていたからけしからん」

「敵性語と使っていたからけしからん」

 

こうやって、取り締まるのはまさに「言葉狩り」

あるいは戦後になってからの「言葉狩りをされたー」っていうプロパガンダ。

 

上は、「キテレツ大百科」という漫画で、当初の「気ちがい」という言葉にクレームが来て、

書き直され、「時代が悪い」「新しいことはすぐに認められない」という、

『思想』を付加する、改変を押し付けられた結果が良くわかるものです。

 

結局、彼らが、「憲兵隊がー」「戦争がー」という、

憲兵隊の言葉狩りは、現代では「彼ら」が先頭になってやっている。

 

というより、

あの「憲兵隊」は彼らではなかったのか?

「憲兵隊は『サヨク』だった」のではないか?

あるいは、「憲兵隊」は彼らが作った「都市伝説」ではないのか?