前のエントリーで公明党に触れましたので、
書いておきますね。
9月の「聖教新聞」にこんな記事がありました。
伝統光る創価大学の第42回「創大祭」、創価女子短期大学の第28回「白鳥祭」が7日と8日に一般公開され、東京・八王子市のキャンパスは、のべ3万3千人の来場者でにぎわった。7日には、ケニア・ナイロビ大学のエノス・ンジェル人文社会科学カレッジ長、ピーター・ワサンバ副文学部長が来学。8日には、工学院大学孔子学院の西園寺一晃学院長が日中国交正常化40周年を記念する講演を行った。
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「孔子学院」というのは、以前にも取り上げましたが、
そして、この「孔子学院」の一つ、
工学院大学孔子学院の院長が「西園寺一晃 」氏です。
この人、尾崎秀実などが死刑になったゾルゲ事件に
連座して有罪となった、西園寺公一氏 の長男です。
公一氏は執行猶予付きの判決でしたが、
皇族だったから、という解説もありますが、
中国との交渉ルート確保のために、生かしておいた、
という解説もあります。
公一氏は戦後、
この一晃氏を含め家族を連れて中国へ移住します。
公一氏はその後、たびたび日本で活動し、
「日中国交(正常化)」に奔走します。
これに関しても、以前拙ブログで取り上げています。
一方この「西園寺一晃氏」は、1966年に北京大学を卒業、
朝日新聞社入社、調査研究室に勤務します。
ちょうどそのころ、朝日新聞では「本多勝一」氏が、
中国共産党寄りのベトナム戦争のルポを皮切りに、
あの南京事件大捏造のネタ本「中国の旅」、
につながる連載を開始しています。
西園寺一晃氏と本多勝一氏、
そして「中国の旅」との関係は何も分かりません。
しかし、経歴、今現在の肩書などを考慮すれば、
一晃氏は、明らかに日本の為ではなく、
中国共産党の宣伝マンです。
そして、公一氏、一晃氏ともに、
入信はしていないものの、創価学会とつながりが強く、
創価学会の「権威付け」には大いに寄与しました。
一方西園寺一族の背後には「中国」があり、
今回の「孔子学院院長」としての講演などは、
まさにその広報宣伝でしょう。
創価学会の国際戦略は、当地の大学などの教育機関に、
多大な寄付をし、学位や名誉博士号などを買い、
権威付けに利用しています。
それは「布教」という名のお布施集めであり、
経済活動です。
利用しているのかされているのか、
どちらかは分かりませんが、
中国のような国と理念もなくただ「平和」を唱え付き合う、
いちカルト宗教がそのような深入りして、
問題を起こしても、自分たちで始末するなら、
一向に構いません、自由です。
というか勝手にやってください。
しかし、創価学会は「公明党」という、
国会議員もいる日本の政党と表裏一体です。
つまり国益に直結するのです。
これはどこかで、歯止めが必要です。
信教の自由は公共の福祉が大前提になります。

