千葉に帰ってきてからかれこれ2、3週間経ってしまった事に驚きを隠せない夕張源太です。

なんやかんやで地元に帰ったのが1ヶ月前になりそうなので急いで書き記す…
忘れちゃうからね。

9月13日
俺は寝ずに地元を帰ろうとした。
というのも、乗る飛行機は成田発の新千歳行き

7:20発だったからだ。


多分寝過ごすと思った


俺は0時過ぎから何時に寮を出発しようか迷っていた。

早く着きすぎても2時間くらい待つことになる。


ちょうど良い時間帯があったが不意な出来事もある時に乗れない可能性もある。と考えた俺は非常に迷っていた。


だが基本的に楽観的で「まぁなんとかなるだろ」の精神がモットーの俺は不意な出来事にも対応できると湧き出てきた謎の自信をスーツケースに入れて朝5時過ぎ寮を出発した。


千葉駅に着き、成田空港行きの電車を待つ俺。

その時から俺の身体に異常が起き始めていた。


電車が到着し、乗り込む。

始発の為車内はガラガラ。

こういう時、人間は大抵端っこに座る。

真ん中に座る人間はまあいないだろう。


俺も一般的な人間だから端っこに座り、暇つぶしのために2年くらい前から入れてるパズルゲームを始めた。


だが10分くらい経ってからどうも調子が悪くなってくる


唾液を飲むたびに喉に痛みが走る。


自分の身体は自分が1番理解しているとはよく言ったものですぐにピンときた。

「この痛みは扁桃炎だ…」


初めて扁桃炎が腫れたのは中学の頃。


高熱が出て水分もまともに摂れない。


俺は初めて病気になって苦しい。と思った。


あの時の辛さは未だに忘れられない…


俺の細胞1つ1つがサイレンを鳴らしてる

"気をつけろ!これから熱が出始めるぞ"

"なに!喉はもう手遅れ!?"

"チクショウ…"

俺の白血球がパニックになっている中

本体の俺もマスク越しに小さく呟く。

「チクショウ…」


なんとか成田空港に到着し

チェックインをする俺。


基本的に荷物が少ない俺は飛行機に乗る時LCCを使う。

実家に寝巻きはあるし、服なんて2、3着あれば十分だと考えているからだ。


だがこの日は違った

機内持ち込みが7kgまで

スーツケースにリュックを背負っていた俺はこの2つを持ち込もうとしていた。


が…


スーツケースの重量が6.3kg...

なぜだ!服も少ないし重いものなんて…


! そうだ…

スーツケース自体の重さを考えていなかった…

ボストンバックにしておけば…


なんて考えてもどうにもならない事を張り巡らせた。


まぁ結局追加料金を支払い、受託手荷物にするわけだが…


なんてズンドコもあり俺はなんとか飛行機に乗り込んだ。


機内は中々の混み具合


ここから俺と扁桃炎との文字通り熱き戦いが始まる。


それは次の項で…


お気に入りの靴と半袖短パン男。