先日、昨年10月にトマトの後作に植え付けした「ニンニク」を、収穫しました。


秋にスーパーで購入したニンニクを一粒ずつ分けて植え、冬越しをした後、梅雨入り前に収穫することができました。

ニンニクは1年で1度しか収穫出来ず、しかも収穫までは8ヵ月も必要とする、とても手間のかかる野菜と言われていますが、

畑の畝を高めにし、マルチをすれば、病害対策での有機石灰の散布以外は、基本的に「ほったらかし」で育てられました。


土中の肥料成分をかき集めるニンニクの根は、収穫後にも土中に残り、その匂いから害虫予防になるとも言われていますし、

トマトは肥料成分の少ない土地でも良く実ることから、ほんの少しシーズンが被ってしまいますが、トマトとニンニクの二毛作は効果的なのではないかと思っています。

ニンニクの成長には十分な元肥と追肥が必要と言われていますが、自家製のコーヒーかすや茶殻と米糠を発酵させた「ぼかし肥料」と、野菜の残渣堆肥だけで十分大きなニンニクを収穫することができました。



4歳の娘も一丁前に頬被りをし、童話の「おおきなかぶ」ごっこをしながら、引き抜きに奮闘していました。



収穫したニンニクは、贅沢にアヒージョにし、美味しくいただきました。



食べきれないのは、乾燥させたり、お酢や醤油漬けにしたりし、保存性を高め、来年の収穫までチビチビ楽しもうかと思っています。