玉川学園で新しい地域交通「乗り合いサービスさくら号」のお試し運行が開始されます。

これまで良好な収益をあげていた玉川学園地区を走るコミュニティバス「玉ちゃんバス」が、コロナ禍の影響で赤字に落ち入り、大幅減便となり、

特に80%近く減便となった南ルートの利用者や住民から「何とかして欲しい」と不便を訴える声が多数聞こえるようになりました。

今後一層高齢化が進むであろう玉川学園地区で、健康的で生き甲斐の持てる暮らしができる移動手段のあり方を模索してきた結果、

新しい地域交通「乗り合いサービスさくら号」の試験運行が開始されます。




「さくら号」は6月2日(金曜日)から、玉川学園8丁目と7丁目の一部エリアで、週に2日(火曜日)(金曜日)に、決められたルートに沿って無料で運行され、

乗車希望者は事前に登録と予約をし、ご自宅に近いバス停から乗車できます。

この度、「さくら号」を運行するのは地域の高齢者サービスセンターの「NPO法人 桜実会」さんです。

「桜実会」さんは日頃活躍しているデイサービスの送迎車や運転手さんを送迎時間以外で提供してくださり、この度の新たな移動サービスの試験運用開始が決定しました。

試用運行期間の1年間の利用実績で今後の地域の移動サービスのあり方が検討されていくことから、

地域の皆様には「さくら号」を積極的に生活の一部に取り入れ、ご利用していただくことを願っています。