半年間貯めたコーヒーや緑茶、麦茶の「かす」、卵の殻を肥料にしました。
 
抽出後のコーヒーの粉や茶殻を天日で乾燥させ貯めておき、米ぬかと混ぜ合わせ、水を加え、発酵させると有機肥料になります。
 
 
 
 
 
 
 
発酵促進剤は極少量の納豆やヨーグルトや余っているスティックシュガーです。
 
毎日飲むコーヒーやお茶などから作る肥料は年間60㎏ほどにもなります。
 
ロシア軍のウクライナ侵攻の影響で、肥料の値段高騰が叫ばれている昨今ですが、自分で作ればゼロ円で立派な有機肥料が作れます。
 
これまで梅雨時期などは、芝生が病原菌によってカーブラリア葉枯病や、さび病にかかってしまうこともありましたが、
 
病原菌を含む微生物には「拮抗作用」があり、お互いをけん制し合う性質があることから、
 
納豆のバチルス菌やヨーグルトの乳酸菌を活用した自作の有機肥料を施肥すると、菌の多様化から芝生が病気にかからなくなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菌を活用した自作の有機肥料では、通常の「窒素、リン酸、カリ」の化学肥料と比べ、植物に与える影響はゆっくり長く効き、土壌がフカフカにもなり、生育しやすい環境となります。
 
また、毎日出る卵の殻も粉砕し、発酵肥料に混ぜ込み共に発酵させることにより、土壌酸度を抑える効果もあり、芝や家庭菜園のトマトの生育に役立っています。
 
私は数日おきに混ぜ合わせる手間がありますが、発酵期間の短縮のため、好気性発酵の方法で肥料を作っています。
 
この冬は使用済みの使い捨てカイロとクエン酸で市販の培養液である「メネデール」と同じ、2価鉄イオン液肥も自作したく思っています。
 
肥料代の支出削減のみならず、ゴミ削減の取り組みにもなると思います。