静岡大空襲をテーマにしたオペラ『ある水筒の物語』、平和の大切さを伝えるガラコンサートが「和光大学ポプリホール鶴川」にて開催され、冒頭のご挨拶とステージ最後の鎮魂ラッパ吹鳴をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロの音楽家の皆様とステージをご一緒することなど素人の私にとって甚だ僭越ではございましたが、

弟の小学校時代の同級生で、声楽家の田川理穂 先生からご案内をいただき、参加させていただくこととなり大変光栄な機会でした。

 

 

 

オペラ「ある水筒の物語」は先の大戦の静岡大空襲の時にB29の搭乗員が墜落まで握りしめていた、はっきり手形が残る水筒と23人の亡骸を、菅野寛也 先生が「ご遺体に国境は無い」と弔い、

これまで50回以上、日米合同慰霊祭を開催してきた実話の物語です。

 

菅野寛也 先生は米国からも大変感謝され、ハワイで開催された日米合同慰霊祭にはオバマ元大統領や安倍元総理と共に招待されました。

 

菅野先生の経験談をもとに創られたオペラ「ある水筒の物語」は静岡で初演され、NHKなどのニュースにも取り上げられてきました。

 

今回のガラコンサートでは、声楽家の皆様の美しい歌声と共に、平和の尊さや、今の日常のありがたさを感じる素晴らしいコンサートとなりました。

 

 

 

 

 

また、私が毎年ご案内いただいている日米親善が開始されたことを祝う下田市の黒船祭でも日米合同慰霊祭が執り行われていることから、今回のコンサートが下田市でも開催されれば、更に皆様の活躍の場面が広がるなと感じます。

 

 

 

 

 

会場では、町田第5小学校時代の音楽の先生である井伊先生にも37年ぶりに再会し、私共を温かく教えてくださったお礼もできて大変心暖まる一日となりました。

 

 

 

 

ご来場くださった皆様や、貴重な機会を与えてくださった音楽家の皆様、設えてくださったスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。