町田市議会では6月定例会最終日でした。

建設常任委員長として付託された議案、請願について経過の概要や結果について議場で委員長報告をし、全議員で評決されました。

また追加議案として上程されました「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援事業費」や、「ワクチン接種体制確保事業費」の補正予算も無事に可決しましたので、すぐに事業化されると思います。

議員提出議案では、

「こども庁設置を求める意見書」は、共産党から反対討論があったものの25対7で可決しました。
藤田議員が中心に自民党会派から提出された意見書でしたので安堵しました。

「東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出決定について十分な説明と慎重な対応を求める意見書」は、
公明党から、「政府は国の基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ放出する方針であり、その濃度は飲料基準の1/7までに希釈されていることから、国際慣行や国際ルールに則り判断されるべきである」との反対討論の後、10対22で否決。

「新型コロナウイルス感染症ワクチンの安心・安全、円滑な接種の促進を求める意見書」は、
内容は既に実施済みであり、町田市でも10月末までに全ての希望者に接種完了する見込みであることから、現時点では妥当性に欠くので、13対19で否決。

「学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書」は、
共産党より「教育では生のやり取りが大切であり、教員の負担増や、子供の個人情報が流出する恐れがある」との反対討論がありましたが、28対4で可決しました。

可決された2つの議員提出議案は内閣総理大臣をはじめ、各関係行政機関に町田市議会の決議として提出されます。

長く感じた6月議会も無事に終わり、明日からは残務整理と調査事項が迫っていますが、都議会議員選挙の応援も明日の町田市を決める上で大変重要ですので、それぞれ頑張りたく思っています。

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