消防団の通常器具手入れにあたり、防火水槽への給水活動をしました。

「防火水槽」とは消火活動に活用する貯水タンクのようなもので、地下等に整備されています。

町田市では250メートルのメッシュに40トンの基準で防火水槽が配置されています。

新しい40トン水槽は良いのですが、市内には50年以上前に設置された20トンや28トンの防火水槽もあり、
老朽化により徐々に漏水しているものもあります。

災害に備え、定期的に管内の防火水槽を巡回点検し、水位が下がっていた場合は水を給水しておかなければなりません。

この度も漏水により水位が下がっていた2ヶ所の防火水槽に給水しました。

近くの消火栓にポンプ車を部所し、防火水槽までホース延長・放水し、給水します。

火災出場に準じた形態で防火水槽給水を行いましたので、若い団員にとっては出場訓練にもなりました。

防火水槽への給水活動は大規模震災などを想定する上で備えとして非常に重要な活動だと考え、取り組んでいます。