先日、玉川学園5丁目の自治会「松風台自治会」の防災訓練に消防団として参加しました。

 

松風台自治会は定期的に役員交代をし、皆様で自治会活動を回していますので、固定化された方々の訓練ではなく、新しい役員さんの元での訓練でした。

 

訓練に先立ち、新しい会長さんと防災隊長さんがわざわざご丁寧に詰め所にまでご挨拶に来て下さっていました。

 

当日は晴天に恵まれ絶好の訓練日和の中、防災倉庫に入っているスタンドパイプセットに初めて触れる会員さんも多く、

東京消防庁 町田消防署の化学車に乗るポンプ隊のご指導で放水訓練が実施されました。

全く触ったことがない住民の皆様に消防署員の方がとても分かりやすくご説明されていました。

 

大規模災害時における地域住民による消火能力を高めるには、住民がまず防災倉庫にどのような資機材が入っているか認識し、親しんでおく必要があります。

 

その意味で大変有意義な訓練であったと思います。

 

訓練では、各種資機材の活用方法の説明から、消火栓の位置の把握、消火栓を開け、スタンドパイプを立て、ホースを結合し、ホースを展張し、筒先を結合、実際に放水をするまでの動作を行いました。

団員は仕事や連日の出動や訓練等で若干疲れていたかもしれませんが、はつらつと、それでいて無駄な動作をすることなく、相手を思い真心を込めて訓練対応していました。

 

いつかこの地域からも消防団員として活動する方が登場すると地域の皆様は更に安泰だろうなと思います。

 

訓練終了後、詰め所に帰所し、各種報告書類を作成し、各々の仕事や日常に戻っていきました。

参加された皆様、お疲れ様でした!