町田市総合防災訓練が、町田第一小学校にて行われました。
毎年8月に実施されていた防災訓練ですが、熱中症等予防のため、10月に変更されての開催でした。
体育館における避難所開設訓練の後、自主防災組織・消防団・消防・警察により、震災が発生したことを想定した演習が実施されました。
私は町田市議会の災害対策委員でもありますが、前日の消防団の事前訓練において、急遽、徒歩隊隊長の役割を担ったこともあり、当日は消防団として参加しました。
指揮隊の下、救助隊と連携し、施錠された車両の窓ガラスを破壊し、逃げ遅れの搬出、担架搬送や、
倒壊家屋の倒木撤去、進入路確保、要救助者の搬出搬送などをする「救助活動」を補助する第3小隊の指揮にあたりました。
演習とはいえ台本どおりではなく、臨機応変に動く部分も多くあります。
活動にあって、車両の窓ガラスを「緊急脱出ハンマー」で破壊する想定でしたが、そのハンマーが衝撃で壊れてしまう事態も発生しました。
以前の経験から、車の窓ガラスは相当丈夫なことが解っていましたので、持参した救助器具である「弁慶」を隊員に渡し、救助活動を続行させました。
備えとして持っていって良かったです。
また通常であれば、隊員の細かな表情や目線から次の行動を予測し、指示をだしたりフォローしたりするものですが、
新型コロナウイルス対策のため全員マスクをつけての活動ですので、表情が読みとれない中でのチームプレーの難しさや身振りの大切さを感じました。
新型コロナウイルスの影響など社会が混乱している状況であっても、震災は容赦なく、突然にやってきます。
これからも日頃の備えと訓練を怠らず、取り組んでまいりたく思います。