本日、町田市議会では全国に先がけ、第3回 臨時議会が開会され無事に予算案が全員一致で可決しました!

「新型コロナウィルス感染症対策予算」として合計、26億1844万円の補正予算が可決されました。

 

①中小企業の家賃を補助する補正予算(第2弾)

 

②キャシュレス決済プレミアムポイント事業予算

 

③介護サービス事業継続支援事業予算

 

④障害福祉サービス事業継続支援事業予算

 

⑤ひとり親家庭等臨時特別給付金支援事業予算

 

⑥ウィルス除菌対応空気清浄機設置事業予算

 

⑦小中学校環境衛生対策事業予算

 

が、主な内容です。

 

町田市では、国の交付金などを活用し、中小企業者への支援の拡充や、市内経済の活性化、介護サービス等の事業継続支援など、

 

市の特性を活かした町田市独自の施策を通じて、この緊急事態を乗り切り、併せて、経済回復させるための予算案が編成され、本日第3回 臨時議会が開かれ、審議・表決されました。

 

『①中小企業の家賃を補助する補正予算(第2弾)』は、

国に先駆けて5月から開始している幅広い業種に対しての家賃補助を、

対象期間を更に2ヶ月延長すると同時に補助限度額をそれまでの40万円から80万円に増額します。

第1弾で家賃補助を申し込んだ事業者は、第2弾も申請出来ますし、

新たに第2弾で申請する事業者は第1弾を含めた4ヶ月分をまとめて申請することが出来ます。

 

また国の「家賃補助給付金」や、東京都の「家賃等支給給付金」とバッティングすることはなく、

国や都からの給付金が減額されることはないです。

 

『②キャシュレス決済プレミアムポイント事業予算』は、

新しい生活様式の実施例として示されているキャシュレス決済を促進すると共に、市内経済の活性化を後押しするため、キャシュレス決済を行った消費者に、最大20%のプレミアムポイントが付与されます。

 

町田市独自のプレミアムポイント事業ですので、

国の「マイナポイント事業」と異なり、マイナンバーカードを保有していなくても利用出来ます。

 

『③介護サービス・④障害福祉サービス事業 継続支援事業予算』は、

 

緊急事態宣言下においても、事業を継続していた市内の特別養護老人ホームや介護サービス事業所、障害福祉サービス事業所に対して、

安定的にサービスを提供するため、感染症拡大・防止を図りつつ、事業を継続するための費用の一部を補助します。

『⑤ひとり親家庭等臨時特別給付金支援事業予算』は、

5月の補正予算で国に先駆けて、ひとり親家庭などの対象児童1人につき2万円支給してましたが、

 

今回は国の制度に基づき、さらにひとり親家庭などへ、1世帯あたり5万円を給付します。

『⑥ウィルス除菌対応空気清浄機設置事業予算』は、

子供センターや子供クラブの換気しにくい授乳室等の部屋に「循環式紫外線空気清浄機」を導入し、コロナウイルスを不活化することを目的にしてます。

 

『⑦小中学校環境衛生対策事業予算』は、

ハンディ型サーモグラフィや、熱中症指標計、手指消毒用アルコール、給食配膳用使い捨て手袋を購入し、感染症予防対策を実施します。

 

これら予算は全て可決され本日より執行されます。

 

新型コロナウィルス感染症との戦いは、長期戦が予想されることから、

 

今後は「感染者数」と呼ばれているものに振り回されることなく、

 

「患者数」や「重傷者数」、「死亡者数」に注視しつつ、

 

感染拡大防止と経済回復施策を冷静かつ迅速に講じていく必要があると思っています。