町田市議会 臨時議会が開会されました。



多摩26市では一番早い臨時開会で、
「密」を避けるため、傍聴席も活用し、間隔をあけて着席して開会された歴史上初の臨時議会です。

一律10万円を給付する「特別定額給付金」432億6581万9千円 

子育て世帯への支援のための臨時特別給付金 4億8701万2千円

感染による休業等への「傷病手当金支給事業」 2055万2千円

町田市民病院において人口呼吸器などの医療機器、感染防護着などの保健衛生品の購入費用、3406万円

を中心とする5月補正予算が示され、全員一致で可決されました。

市民1人あたり10万円の特別給付金の申請は、
①マイナンバーによるオンライン申請か②郵送により申請ができます。

①オンライン申請は5月1日から既に開始されており、

②郵送による申請は6月中旬から開始されます。

大半の方々が利用することが見込まれている郵送申請は、6月中旬に申請書がそれぞれの世帯に郵送されます。
書類に必要事項を記入し返送すれば、指定された世帯主の銀行口座に振り込まれます。

マイナンバーカードをお持ちでない方は、今から慌てて作っても今回の特別給付金の申請には間に合いませんので郵送での申請となります。

子育て世帯臨時特別給付金は、対象児童1人あたり1万円の臨時特別給付金が支給されます。

公務員の方は申請が必要ですが、それ以外の方は申請の必要は無く、6月の児童手当支給時に児童手当支給口座に振り込まれます。

詳しくは、ホームページや、5月15日発行の「広報まちだ」に掲載されます。

また町田市議会では新型コロナウィルス感染症の危機を行政と議会が一丸となって乗り切るべく、
全会派一致で以下の決議文を可決し、町田市に提出しました。

『新型コロナウィルス感染症対策についての決議』

全国各地で、新型コロナウィルスが猛威を振るっている。
この未曾有の危機に当たり、医療の最前線で昼夜を問わず戦っている医療従事者及びその関係者、市民の生命及び財産を守り、生活を支えるために日々奮闘する関係者及び市職員に対し、感謝を申し上げる。

町田市議会新型コロナウィルス感染症対策会議において、緊急事態宣言発令による地域経済の急激な減速に対応するため、速やかに実施されるよう下記のとおり市長へ要望する。

                       記

1 困難に直面している市民一人一人に寄り添うために、あらゆる措置を講じて、一刻も早く特別定額給付金の支給を実施されたい。

2 市内事業者及び各家庭には様々な経済的影響が出ているため、町田市は、市内経済及び市民に対する市独自の支援対策を早急に示されたい。

3 医療崩壊を防ぐため、医療従事者への手厚い支援を図られたい。

4 DVや虐待・自殺などの防止対策、また、住所不定社等の生活困窮者への支援策を強化されたい。

5 教育・保育・療育・介護の各施設については、利用者及び現場の声を聞き、負担軽減を図られたい。

6 各小中学校について、ICTの活用などあらゆる可能性をすすめ、休業期間中に生徒間の学力格差が生まれないよう配慮されたい。

以上、決議する。