玉川学園の消防団の詰め所の桜が今年も綺麗に咲きました。



町田市議会では質疑日でした。
今話題の新型コロナウィルスについて町田市のこれまでの対策を記述します。

町田市では新型コロナウィルスの感染症対策について、国や都と連携し情報を収集し、国内で初めて発症例が報告された際に、速やかに「町田市新型インフルエンザ等対策会議」を設置しました。

国内感染者の拡大を受けて2月18日に「町田市危機事態対策本部」を設置し、体制を強化。

国や都の動向を踏まえ、市立小中学校の臨時休校、町田市主催行事の中止、市施設の休館など、市の方針を決定してきました。

「新型インフルエンザ等対策措置法」の改正に伴い3月16日に名称を「町田市新型インフルエンザ等対策本部」に改正。

保健所政令市の強みを活かし通常相談窓口に加え、
感染が疑われる方専用の「帰国者・接触者電話相談センター」を同一保健所内に設置 し、

夜間休日も都内の保健所と合同設置による24時間体制で相談受付をしています。

「帰国者・接触者電話相談センター」では症状、渡航歴、患者との接触歴などを確認し、感染の疑いがある方は東京都指定の「帰国者・接触者外来」を受診し、必要に応じてPCR検査を実施し、陽性が確認された場合には、入院等の必要な措置を講じる体制が整っています。

市内事業所にお勤めの方が、新型コロナウィルスに感染した件については、感染判明後直ちに町田市保健所が詳細な疫学調査を実施し、
病状や病歴、勤務先職場環境、業務形態などを総合的に感染リスクを検討した結果、
この患者からは感染リスクが極めて低いと判断し、勤務事業所の消毒等必要な処置をしてきました。

また『町田市民病院』での感染症対策では、「感染対策室」を開設し、
病院正面玄関の外にて新型コロナウィルス感染の疑いがある患者と他の患者との動線を分離する発熱外来を設け「トリアージ」を実施し、院内感染拡大を防ぐ対策をしています。

医療機関、高齢者施設、保育園や学童クラブ、障害者施設等は、こうした事態でも休めず、比較的、感染症に弱い方々が利用している施設と認識し、

昨今のマスク不足に対して、役所内の在庫を全て洗いだし、当面の措置として、緊急を要していた保育園と学童クラブに1万枚ずつ、障がい児関連施設に2千枚、医師会に3千枚配布しました。

それと平行に、東京都福祉保健局から市民病院に対し、マスクやガウンなど医療用の物品が送られて来ています。

また防疫以外の観点では、民間事業者には緊急融資制度が備えられ、3月10日時点で30を超える多くの民間事業者から相談があり、15事業者が導入を検討している現状です。

緊急対応の予算については突発的な事象であるため、予算編成に新型コロナウィルス対策が組み込まれている訳もなく、予備費や補正予算で対応していくとのことになります。