本日は立川市にて自民党三多摩議員連絡協議会の夏期全議員研修会が開催されました。
演題は『東京2020オリンピック・パラリンピック、成功にむけて』、
講師として、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣の鈴木俊一先生です。
本日で東京大会まで360日となりました。
東京大会ではオリンピックで33競技、パラリンピックで22競技、1都1道7県の43競技会場。
オリンピックでは780万人、パラリンピックで230万人の観客を見込み、
その経済効果は、
東京で20兆円、
全国で32兆円となります。
今回の講演会では、全ての人々がオリンピックと関わること、「関わり意識」が成功の鍵となるとのことでした。
現在、関わり意識や、参加意識を強めるべく、416の地方自治体がホストタウンとして活動したり、
11万人のボランティアが登録したり、しています。
聖火リレーでは全国を121日かけて回ります。
1964年の東京大会では、アテネから聖火を返還前の沖縄で4つに分けてから日本中を回りました。
今は聖火を分けることが認められてないので、一筆書で日本国内を回ります。
また持続可能性をうったえるべくメダルの材料の金属を使用済みの携帯電話などから集める「みんなのメダルプロジェクト」があります。
東京大会では5000個の金銀銅メダルが必要となり、金メダルは銀メダルに6グラムの金を塗っていることから、銀が一番必要になるので、
東京でしか出来ない!都市鉱山と言われている皆様の使用済みの携帯電話の再利用から金銀銅メダルの材料を集めました。
また表彰台を廃プラスチック再生で形成し、こちらも持続可能性もうったえています。
「復興オリンピック・パラリンピック」は大会の重要な柱となることから、東北地方の岩手県選出の鈴木俊一大臣が担当となったそうです。
「復興ありがとうホストタウン」として25件が決定しており、東日本大震災の時に実際にお世話になった世界の国々を積極的に東北でホストタウンをしていただき、
お陰様であれからここまで復興が進んできたということを世界に発信していきます。
東京大会まで1年を切り、セキュリティ対策、輸送対策、暑さ対策、感染症対策等の本格的な準備段階へ入っていきます。
セキュリティ対策は大変重要で、ピョンチャン五輪でもあった、サイバーテロ対策、またドローン等によるテロ対策も現在着々と進んでいます。
暑さ対策として、マラソンコース等は全て斜熱舗装にします。
2020年東京大会を契機とした「共生社会」の実現を最大のレガシーとすべく、取り組んでいます。
大成功をおさめたと言われるロンドン大会と比べ、東京は人口で2倍、経済規模で2・5倍です。
言うまでもなく、東京大会は今の日本人の英知の結集となります。
1つの都市で夏期オリンピックを2回むかえるのは東京が世界初です。
1964年の東京大会のレガシーは、ハード面では、東海道新幹線、首都高速、
ソフト面では、今では当たり前のトイレマーク等のデザイン、
また、日本中どこの都市もゴミが落ちてなくなった、と言われています。
此度の東京大会は世界中の耳目を東京へ集める一大チャンスです。
東京大会を成功に導き、世界に日本の存在を示せる非常に重要な機会でありますし、
その後の日本人の生き方や誇りにも大きく影響を与えていくと思われます。
鈴木大臣から現在の細かい取り組みも教えていただき、大変勉強になりました。
町田の市政にも色々と提言してきましたが、これからも取り組んでいきたく思いました。
懇親会では、先の参議院選挙で無事に再選された丸川珠代 議員やたけみ敬三 議員もいらっしいました。
丸川珠代議員は前のオリンピック・パラリンピック担当大臣でもあるため、
これまでもお伝えしてきた町田・多摩地区や全国でも取り組め、盛り上がれる事業の私の具体的なアイデアについてお話をさせていただきました。
真摯にお聞きいただき感謝致します。