昨夜、島根県 出雲市より帰宅し、早朝3時起きで伊豆の下田市に来ました。

 

 

 

 

今年も下田市の福井市長から『黒船祭り』にご招待をいただき参加しました。

 

黒船祭りは、下田市最大のイベントで、
1854年にペリー提督率いるアメリカ海軍が下田に来航し、
その後下田開港につくした内外の先賢の偉業をたたえ、併せて世界平和と国際親善に寄与するため、
昭和9年(1934年)に始まった歴史あるお祭りです。

 

例年、アメリカの第7艦隊音楽隊が日本の国歌「君が代」を演奏し、日本国旗を掲揚した後、
日本の海上自衛隊音楽隊がアメリカ国歌「星条旗」を演奏しアメリカ国旗を掲揚します。

 

日本と米国で、国歌演奏と国旗掲揚を交換することで日米の友情を確認してから式典がはじまります。

 

 

 

 

今回は開会前に米国海軍のイージス駆逐艦「マッキャンベル」の船員、デュランさんとお話しました。

 

彼は今回の式典に先立ち、国旗掲揚をする役割を務める係りだそうで、

 

「重要な役割なのでとても緊張している。」

 

「昨夜からナーバスになっている。」

 

「大切な日本の国旗を上下逆さまで掲揚してしまったらどうしよう、、」

 

と微笑むユーモラスな方でした。

 

デュランによる規律正しい国旗掲揚の後は、

 

 

 

ブルーインパルスの展示飛行の予定でしたが、中止となり、代わりに航空自衛隊岐阜基地所属の、
F4ファントム戦闘機
F15イーグル戦闘機
F2ヴァイパー・ゼロ戦闘機
T7練習機

 

海上保安庁 羽田飛行場 所属のヘリコプター MH691(犬鷲)、
による展示飛行がありました。

 

町田市上空は基地移転に伴いジェット戦闘機の低空飛行は見れなくなったので、久しぶりに戦闘機の爆音を聞きました。

 

密集体型から広がっていく姿は美しく、会場の皆様から大きな拍手が鳴り響いていました。

 

式典では、新しい駐日米国大使館主席公使のジョセフ・ヤングさんをはじめ多くのご来賓の方々のご挨拶がありました。

 

昨年も、お話させていただいた在日米海軍司令官グレゴリー・フェントン少将のご挨拶では、

 

 

 

日米同盟は、黒船祭等の行事を通して育まれる人的交流の上に成り立っていること、また、

 

自治体の皆様との人間関係の構築が、米海軍と海上自衛隊との相互運用性の強化にもつながること

など、顔の見える関係を築く重要性をお話しされていました。

 

顔の見える関係を築く重要性は、私も日頃から議会で提言しておりますが、

在日米海軍司令官として指揮を執ってこられた方ですから、さすがの説得力がありました。

 

今年も厳かに華やかに行われた黒船祭りの式典、ご招待いただき光栄でした。

 

今年またここでいただいたご縁を町田市制の発展や更なる日米親善に活かしていきたく思います。