消防団詰め所の桜も満開な本日は、母校でもある「町田第五小学校」の卒業式が行われました。

 

 

今日「町田第五小学校」を卒業する児童は男子55名 女子43名 計98名で、
開校以来56回目の卒業式を迎え卒業生の総数は6922名となりました。

 

町田第五小学校は、「町田市教育委員会研究推進校」、「東京都教育委員会プログラミング教育推進校」に指定されています。

 

 

 

五十嵐校長先生は、将来の予測が難しい時代をたくましく生きる力を生徒に持たせるべく、コンピューターを活用したICT教育に非常に熱心で、
前任の日野市や東京都教育委員会でも大変有名な先生です。

 

町5小に赴任後も子供たちに「ICTを主体的に使いこなすだけでなく、他者と協働し、人間ならではの感性や創造力を発揮しつつ、災害等の困難を乗り越え、新しい価値観を創造していく力」を育ててきました。

 

五十嵐校長先生の取り組みは世界的にも注目されていて、

 

世界的大企業のGoogleが主催した「Education Around the World」という国際的なイベントで講演された世界各国(アメリカ・カナダ・ブラジル・メキシコ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・スウェーデン)の教育指導者と、その関係者が町田第五小学校に視察に訪れています。

 

因みに世界各国の教育関係者は、給食後それぞれのクラスでおもてなしを受け、

 

「Your school is Wonderful and you Have so sweet children!」

 

「ワールドカップ等で日本人のマナーの良さが賞賛されていた背景が理解できました。靴箱や掲示物など校内がきれいに整頓されていて、子供たちも礼儀正しい。当番活動(給食等)でもきちんと役割を果たしていて感心しました。」

 

と大変驚き、喜ばれたそうです。

 

また英語教育やプログラミングにも力をそそいでいます。

 

私の高校時代の同級生のお母様が創設した実戦的な英会話カリキュラムである「松香フォニックス」を導入したり、
全てを英語で成り立たせる「東京グローバルゲートウェイ」にも参加したり、しています。

 

また、町田市と東京都の研究推進校としてプログラミング教育にも取り組み、コンピュータに意図した処理を行なわさせるための論理的思考力を身に付ける学習にも取り組んでいます。

 

校長先生によれば、児童達は率先して英語やictで主体的な学習に取り組むことによりに、大人も驚くほどの成長を見せてくれるそうで、まさに「教育は環境が大事」との事でした。

 

私が小学校の時と比べ、校舎や校庭は何も変わっていませんが、教育の中身は随分と進化したのだなと思います。

 

子供達は多角的で主体的な学びを進め、

 

「これからの時代は人工知能であるAIが発達していくだろうが、AIでも『命』を作る事は出来ないので、皆んなの命を大切にしていきたい」

 

と発表したそうで、とても素晴らしいなと感じます。


私もそうでしたが、本日の卒業式に臨み産まれて初めてネクタイを締めた子も多かったと思います。

 

親や家族に感謝しつつ、町田第5小学校で学んだ事を大切に、
健やかで、豊かで、穏やかに、前向きな中学校生活となることを心よりお祈り致します。