後輩一番星★ 塚本和大 東京消防庁 『特別救助隊』=『レスキュー隊』に無事、合格しました!

 

 

 

連日忘年会が続く年末、元町田市消防団の後輩が報告に来ました。

 

以前、彼は福岡県の名門高校を卒業後、進学で上京し、「町田市消防団」の門を叩きました。

 

 

毎日毎日 訓練に明け暮れ、汗を流し、市の予選や選抜を勝ち抜き、「東京都消防操法大会」に町田市の代表選手として共に出場した後輩です。

 

町田市の大会では史上初の失格になった事もあり、涙を流したこともありました。

 

理不尽な出来事に対し、共に憤慨しつつも打開策を研鑽したことも一度や二度ではありません。

 

彼は他の団員の成長のためにも連日率先垂範して訓練を積み重ねながら、頭を使い仲間を集め、鼓舞する姿勢は常に他の団員模範でありました。

 

当時、市内の災害現場に誰よりもよく出場し、
災害の翌日にもまた再び現場を個人的に訪れ、災害現場をもう一回りし「どうすれば更に良かったか」を研究する真面目で素直な団員でした。

 

5年前に、念願であった「世界一の消防組織」である東京消防庁に入庁し、ひたむきに特別救助隊の一員となることを目指し、とてつもない努力をしている様子は、卒団後たまに会うだけでも充分伝わっていました。

 

「特別救助隊=レスキュー隊」

 

レスキュー隊になるには、人命救助のスペシャリストとなるべく、筆記・体力・面接の厳しい救助試験を合格し、
更に、これまた大変厳しくて過酷な救助研修を体力・気力・精神力で突破しなくてはなりません。

 

過去に救助研修の修了2日前に身体を壊してしまい、泣く泣く消防学校のグランドをボストンバック1つで去っていく人を見たこともあります。

 

ですので今回の後輩が救助研修を無事に通過することを心から祈っていました。

 

先日会って話を聞くだけでも、その試練の厳しさたるや想像を絶しました。

 

以前彼が学生で団員の頃、
私は「いいか!人間に唯一与えられている平等は『時間』のみだ!」
「だから今やるしかない!」

 

「誰がやる!? 俺がやる!!」

 

「強い奴は明るい! 明るい奴は強い!」

 

等と連日言い励ましてきました。

 

しかし、現在の彼の姿勢に私は鼓舞されました。

 

後輩の逞しい成長は本当に美しく嬉しいものです。

 

東京都民1385万7664人の期待に応えるべく益々頑張ってほしいです。

 

彼が学生時代に団員として入団したばかりの頃、
宴席の場での自己紹介で、
「町田市の平和と安全を守る為に福岡からやってまいりました塚本です!」と挨拶し、先輩方の笑いを誘っていましたが、

 

その7年後、東京都の平和と安全を守る最先端にスケールアップしたことを先ず喜びたく思います。

 

写真は、先日の報告時、東京消防庁合格時、入団時をのせます。