2018.12一般質問 まちだ〇ごと大作戦18-20について

 

町田市議会議員 渡辺 厳太郎

 

 

表題: まちだ○ごと大作戦18-20について

 

要旨: 町田市制60周年、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックと続く3カ年を「未来を見据えた3年」と位置づけ、本事業が開始され1年が経過した。

質問を通じ、進捗を確認しつつ、更なる盛り上がりや発展のために効果的な情報発信を提案する。

 

また、本事業は市民の「やってみたい夢」「新たな試み」を市民自ら実現させることにより、地域に対し愛着や誇りを感じるようにすることを目標とし、これを町田市がサポートすることになっているが、行政ももう少し汗をかくべきと感じる。大胆なことをやらないと話題性は生まれない。

 

オリンピックが東京で開催されるという、せっかくの機会でもあるのだから、固定観念じゃなく常識の向こう側に大胆なことを想像してみる必要があると思う。

 

市民にやらせるという考え方だけでなく、行政が率先して舞台を考え、市民の皆さんが寄ってきたくなる、寄っていったら主役になれる、そのような企画、ステージを主導するような仕掛けも必要だ。

 

 

質問 ≪厳太郎≫

続いて、2項目目「まちだ〇ごと大作戦18-20について」でございます。

まちだ○ごと大作戦は、今年の1月からスタートいたしました。

 

 

 

この○ごと大作戦については、昨年より本議会一般質問でも何度か取り上げられております。

 

答弁によりますと、

まちだ〇ごと大作戦は、今年、市制60周年の2018年から2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの3年間を「未来を見据えた3年」と位置付けて、市民の皆さまをはじめ、事業者や各団体の方々の「やってみたい夢」の実現をオール町田体制で支え、市民活動や地域活動を盛り上げていき、その市民の盛り上がっている様子を市内外に情報発信する3年間のシティプロモーションの取組です。

 

市民の皆さまが町田市や地域に愛着や誇りを感じて「住み続けたいまち」に、市外の人が町田市の魅力に関心や憧れを抱き、「何度も訪れたいまち」「住みたいまち」になり「選ばれる都市」を目指している と○ごと大作戦を実施することの意義や目的を答弁いただいたところです。

 

これまでに、多くの市民や地域の方から「やってみたい夢」について相談や提案をいただいていると伺っております。

 

今月1日に新聞折り込みでまちだ〇ごと大作戦実行委員会が発行しました「まちだ〇ごと大作戦レポートVOL2」を拝見いたしました。

 

実際に夢の実現に向けた事業の紹介があり、市内各地が盛り上がってきている様子やまちだ〇ごと大作戦が定着してきていると感じているところです。

 

間もなく1年を迎えるこの機会に、まちだ〇ごと大作戦の現状や今後について、次の2項目について、お伺いいたします。

(1)「市民や地域からの提案状況は。」

(2)「〇ごと大作戦をどのように進めているか。」

 

以上、壇上からの質問とさせていただきます。

 

答弁 ≪髙橋副市長≫

項目2の「まちだ〇ごと大作戦18-20について」に、お答えいたします。

まず、(1)の「市民や地域からの提案状況は。」についてでございますが、まちだ〇ごと大作戦18-20は、2018年1月から募集を開始しております。

 

 

11月末までの応募状況は、2018年度の目標である60件のエントリーを超える78件のエントリーがございました。

その内47件の提案が実行委員会幹事会の判定・評価を受け、これまでに12件の提案が実施されました。

4月に相原地区で行われた「あいはら夜祭り」をスタートとして、各地域で提案が出され、盛り上がってきております。

9月に野津田公園で実施された「グリーンフィールドオータムフェスティバル」では、指定管理者と民間事業者が一緒になって、野津田公園の新たな利活用による賑わいづくりにチャレンジし、約5,500人の来場をいただきました。

10月に町田シバヒロで実施された「町田うまいもん祭り」では、有志の市民の皆さんが築地市場最後のさんま4,500匹を炭火焼で振る舞い、市内飲食店10店の出店と市内のバンド9組の出演で祭りを盛り上げ、約8,000人の来場をいただきました。

また、まちだ〇ごと大作戦初のクラウドファンディングで実施された「未来へ残そう!まちだアルタミラストリート大作戦」では、100万円を超える支援をいただくことができました。

 

この大作戦では、落書きを消したスペースにアートギャラリーをつくり、中心市街地の新たな魅力づくりに成功しました。

なお、ご参加していただいた方々からは、まちだ〇ごと大作戦を通じて、新たなつながりができ、地域の絆を強めることができたという声が寄せられております。

 

次に、(2)の「〇ごと大作戦をどのように進めているか。」についてでございますが、まちだ〇ごと大作戦は、町田商工会議所や町田市町内会・自治会連合会等、25団体で構成されるオール町田体制の「まちだ○ごと大作戦実行委員会」で推進しております。

 

実行委員会では、市民や地域団体等の提案の実現に向け、「情報発信」、「人的サポート」、「活動場所の提供」、「資金助成」の4つの支援をしております。

また、市では、市長が委員長の「まちだ○ごと大作戦推進本部会議」を設置し、全庁一丸でまちだ○ごと大作戦に取り組み、「どうしたら提案が実現できるか」といった視点で庁内各部署が連携し、提案の実現をサポートしております。

次に、(3)の「今後の展望について」でございますが、まちだ〇ごと大作戦は、シティプロモーションの取組として実施しております。

人のつながりや地域の交流などが深まり、市内各地域が「祭り」のように盛り上がっている様子を情報発信することに、より一層力を入れていきたいと考えております。

提案・アイデアの募集を開始してからまもなく1年が経過し、具体的に作戦が実行されてきました。

その取組の様子を、参加・参画団体や実行委員会のホームページやSNS等によって、市内外へ情報発信し、まちだ〇ごと大作戦の推進やエントリーの促進につなげていきます。

現在、企業がまちだ〇ごと大作戦に賛同し、地域貢献や社会貢献として、ボランティアスタッフ等、様々な支援の形で、まちだ〇ごと大作戦に参加し始めております。

 

今後も、さらに市民や地域団体の取組を応援、協賛する企業の参加を促していきたいと思っております。

 

再質問① ≪厳太郎≫

ご答弁ありがとうございます。それでは、自席より再質問させていただきます。

 

先ほどの答弁の中で、実現された夢の事例や各地域で提案が出され、目標を超える提案が寄せられて盛り上がってきていることを知ることができました。

そこで伺いたいのですが、今までまちだ〇ごと大作戦にエントリーされた78件の提案で、提案者や取組のテーマ、地域性等で傾向等があれば教えてください。

 

 答弁① ≪広報担当部長≫

まず、提案者に関する傾向でございますが、まちだ〇ごと大作戦をきっかけにできた新しいグループや個人からの提案が、半数を超え、多い傾向にあります。

 

続きまして、テーマに関する傾向でございます。地域交流や賑わいづくり、観光をテーマにした取組が多い傾向にありますが、地域交流と福祉、観光と文化芸術等、ほとんどの取組が複数のテーマに関連している取組となっております。

 

最後に、地域性の傾向でございますが、町田市内を町内会・自治会連合会の組織単位である10地区でみてみますと全てのエリアからまちだ〇ごと大作戦にエントリーしていただいております。

 

中心市街地を含む町田第一及び第二地区を実施場所とした提案が18件と最も多く、続いて鶴川地区、相原地区の提案が多くなっております。

 

 再質問② ≪厳太郎≫

ただいまの答弁で、新しい人のつながりや、様々な分野の提案があり、各地域で盛り上がってきている様子を伺えました。

 

やはり、現段階の検証といいますか評価といいますか、間もなく1年を迎える○ごと大作戦が本当に盛り上がっているかどうかというのは、第三者の声というのが聞きたくなります。

 

まちだ〇ごと大作戦は、町田商工会議所など25団体で構成されている、まちだ○ごと大作戦実行委員会で推進しているということでした。

 

その実行委員会の委員からは、現状に対してどのような感想や意見があるのか教えてください。

 

 答弁② ≪広報担当部長≫

11月2日に開催されましたまちだ○ごと大作戦実行委員会におきまして、委員の皆さまからは、最初は、実施件数が少なくて心配したが、ここに来て、かなり提案数や実施事例が増えてきたことで、まちだ○ごと大作戦も浸透して、周囲で話題にすることが多くなったという感想が多くありました。

 

また、新しい人やグループからの提案が多いことから、まちだ○ごと大作戦を通じて人と人のつながりが生まれてきている点や中心市街地だけでなく市内全地区からエントリーいただいていることから地域活動の活性化につながっていると思うといった、良い評価と受け取れるご感想をいただいております。

 

主な意見としては2点ございます。

まず1点目は、それぞれの事業が終了した際は、事業報告をもらい、市民の意見を聞きながら、今後の課題について検証していくことが大事であるというご意見でございます。

2点目は、市民へさらに浸透していくためには、様々な手法を用いて、今以上に広報宣伝を進めて欲しいというご意見でございます。

 

また、実行委員会の構成団体からも情報発信を行っていくという積極的なご意見がありました。

 

再質問③ ≪厳太郎≫

なるほど実行委員会でも〇ごと大作戦の盛り上がりやその取組を良い方向で評価していることが分かりました。

実行委員会では情報発信を支援しているということでした。

 

私の経験では、市民や地域団体が何か新しいことをやろうとしたときに、ポスターやチラシを作ったり、その取組みをお知らせしていくことは、かなり大変なことですので、オール町田体制の実行委員会や町田市が、市民の皆さんの情報発信を支援していただけるというのは、社会的な信用面からも大きな後ろ盾となり、かなり心強い支援だと思います。

 

この情報発信を支援することは、○ごと大作戦の取組みや町田市をPRすることにつながるということで、シティプロモーションにつなげる意味では重要だと思います。

 

先ほどの髙橋副市長の答弁の中で、今後の展望として、情報発信により一層力を入れたいとありました。まだまだ、「〇ごと大作戦」を知らない市民の方も多くいらっしゃいます。

 

多くの市民に知ってもらい、市内各地で実施されている、これから実施される取組を市内外に積極的にPRしていくことが、この○ごと大作戦の盛り上がりに向けて大変重要だと思います。

 

そこで伺いたいのですが、具体的にはどのような情報発信に取り組み、どのような効果がみられているのでしょうか。

 

答弁③ ≪広報担当部長≫

まちだ○ごと大作戦の情報発信の取組みは、提案者にも自ら積極的な情報発信をお願いするとともに、実行委員会と市でも情報発信を行っているところでございます。

 

実行委員会では、ホームページへの掲載や町田市記者会等へのプレスリリースを行っています。ホームページの掲載は、アイデア段階や仲間づくり段階といった作戦の途中の段階から提案者の方々の「やってみたい想い」を伝える工夫を行っています。

 

また、SNS(ソーシャル・ネットワークキング・サービス)を使い、まちだ○ごと大作戦に関する情報や提案者の取組み状況の情報を広めています。

 

まちだ○ごと大作戦のさらなる周知に向けては、地域団体等の会合等へ出向いての説明のほか、3ヶ月毎に新聞折り込みでタブロイド判のまちだ〇ごとレポートを発行し、まちだ○ごと大作戦の取組みの様子を発信しています。

 

それから、効果ということに関しましては、先ほどご紹介いたしましたシバヒロでの「うまいもん祭り」では、主催者がSNSによる積極的な情報発信したこととあわせて、来場された方のSNSによる情報発信が広まったことも、シバヒロへ約8000人という集客につながったと考えております。

 

また、まちだ〇ごと大作戦のホームページやSNSを見た市内外の企業から市民活動を応援する社会貢献としての活動に参加していみたい、という問い合わせもあり、情報発信がまちだ〇ごと大作戦の盛り上がりにつながっていくと実感しているところでございます。

 

再質問④ ≪厳太郎≫

対面の説明会や新聞折り込みの紙媒体だけでなく、SNSといったツールを使って、○ごと大作戦の情報発信をしていることが分かりました。

 

市民が様々な活動をしている様子、市民が活き活きと笑顔で、町田の特性を活かした取組みで盛り上がっている様子といったものを町田の魅力として、広く日本中、世界中に発信して欲しいと思います。

 

世界中に広まる可能性ということですと、YouTube動画などで映像として配信することも最近の方法だと思います。

 

○ごと大作戦で寄せられている様々な分野での取り組みを紹介し、町田の多様性をアピールできますし、この○ごと大作戦の記録としても、後々有効ではないでしょうか。

 

YouTube動画で検索しますと、1973年に行われた伝説のみんなのまつり「23万人の個展」の動画も見ることができます。

全国に衝撃を与えた当時のお祭りの様子を45年経った今でも見ることができるわけです。是非、動画配信というツールもご検討いただきたいと思います。

 

さて、町田市の魅力は多様性や雑多性であるという点は、以前一般質問でもとりあげさせていただきました。

市民の活躍する場面がたくさんあるということ、若い人も新しく市民になった人も「町田」というまち、または、住んでいる地域で活躍する場面が多いということは、その地域に愛着が生まれ、選ばれる町田になることだと思います。

 

先ほどちょっと紹介させていただいた「23万人の個展」は、人口急増期に旧住民と新しく町田に転入してきた新住民が一緒になって、大人も子どもも「ふるさと町田」を作るという想いがあったと聞いています。

 

やはり、まちに対する愛着、誇りとは当事者意識だと思います。

 

○ごと大作戦は、そういった当事者意識を生み出すきっかけであり、オール町田で「なにかやってみたい」を応援して、町田を盛り上げていこうという事業だと改めて認識したところでございます。

 

しかしながら、私としては、以前の一般質問でも文化プログラムの取組として質問させていただきましたが、市民にやらせるという考え方だけでなく、行政が率先して舞台を考え、市民の皆さんが寄ってきたくなる、寄っていったら主役になれる、そのような企画、ステージを主導するような仕掛けも欲しいと思っています。

 

オリンピックが東京で開催されるという、せっかくの機会でもあるのですから、固定観念じゃなく常識の向こう側に大胆なことを想像してみる必要があると思います。大胆なことをやらないと話題性は生まれません。

 

私は、以前から、オリンピック開会式同時刻に、町田市中の音楽のできる子ども達を集めて多摩版の開会式ができないか、ブルーインパルスの話もしました、中心市街地の原町田大通りで道路を止めて最大多数のみんなが参加できるようなイベントを組み、前回私が言ったのは音楽でしたが、イベントのフィナーレはベートーヴェンの第九を小中高大学に声をかけた1万人の演奏会にするといったことをやることで、誰もの記憶に残る当事者意識、愛着やふるさと意識につながると考えております。

 

市民のアイデアを支援(情報発信、人、場、資金の支援)する、協働で進めていくというのも良いのですが、○ごと大作戦としては、お答えづらいかもしれませんが、もっと市も主体的にことを起こせないのか?この点についてお答え願います。

 

答弁④ ≪広報担当部長≫

議員からご提案いただいた動画での情報発信にも積極的にチャレンジしていきたいと思います。

 

まちだ〇ごと大作戦につきましては、市民の皆さまはじめ、事業者や各団体の方がそれぞれ今まで持っていた、あるいは考えついた、やってみたいこと、の実現を市民、行政、企業がオール町田で支えていこうという趣旨でございます。

 

市民の皆さまの新しい試みを大事にする、今までやったことがない試みを大事にすることで盛り上がり、その活動自体が市内外に情報発信されていくということを目指しています。

 

市といたしましては、市民の皆さまのまちだ〇ごと大作戦への提案に寄り添って、提案の実現に向けた部署間の調整や関係団体との橋渡しといったつなぎ役の役割を果たしてまいります。

 

それとあわせて、市民の皆さまのまちだ〇ごと大作戦への提案事業の効果をより高めるために、環境整備やサポートなどの必要がある場合には、市民協働を推進する点からも主体的に取り組んでまいります。

 

再質問⑤ ≪厳太郎≫

市民の提案に寄り添って行政が実施する取組みもあるということでした。

 

○ごと大作戦として行われたこれまでの取組みの中で、今、答弁いただいたような提案事業の効果を高めるために市がサポートした事例はありますか。

 

 答弁⑤ ≪広報担当部長≫

市民の皆さまの提案事業の効果をより高めるために、市が環境整備を行う事例としては、さくらまつり実行委員会のご提案で、桜の植樹を行いサクラまつり会場や地域の人々に愛されるサクラを目指す「芹ヶ谷 さくら仲間づくりプロジェクト作戦」を実施するために、市は、枯れ木の根を取り除いたり、日当たりの確保のために周辺樹木の伐採などの環境の整備を行う予定です。

 

また、サポートとしては、成瀬地域の皆さんが成瀬の文化財や歴史、特に「なすな原遺跡」の学習会や展示会を行い、成瀬の歴史を多くの人に知っていただき「ふるさと」意識を育みたいという「成瀬の文化財を成瀬で見る学ぶ大作戦」の取り組みがございます。

 

市としては、地域の皆さんが、地元の出土品を地元で見たいという熱い想いに応え、今後も地域の小中学校や広く展示会などへ貸出できる資料として、持ち出しに厳しい制限がある指定文化財の土器のレプリカなど作成いたします。

 

 再質問⑥ ≪厳太郎≫

答弁ありがとうございました。○ごと大作戦は、市民の皆さまの新しい試みを大事にして、今までやったことがないことを実現していくという取組みということですから、市民協働を推進していく上で、実行委員会での支援に加えて、市が環境を整えたり、サポートしていくことは大切だと思います。

 

大きな会場を使用したり、集客が期待できるような事業や突飛なアイデアで市民のボランティアや善意だけでは難しいような提案に対しては、是非、主体的に行政も踏み込んでいただき、事業の計画から舵取りをするようなプロデューサー的な支え方で、大いに町田で市民が活躍できる機会を提供して頂きたいとここではお願いしたいと思います。

 

最後にもう一つお伺いいたします。

先ほどの髙橋副市長の答弁の中で、現在、企業がまちだ〇ごと大作戦に賛同し、地域貢献や社会貢献として、様々な支援の形で、まちだ〇ごと大作戦に参加し始めているとありました。

どのような支援や参加があるのでしょうか。差支えない範囲でご紹介ください。

 

 答弁⑥ ≪広報担当部長≫

まちだ〇ごと大作戦実行委員会では、市民の皆さまからの提案の実現をオール町田で支えられるよう、市民、地域団体、企業などの協力を広く呼びかけております。

 

呼びかける協力は、「情報発信」「専門家などの派遣などの人的支援」「施設等をお借りする場所の支援」「資金や物品といった支援」でございます。

 

現在、まちだ〇ごと大作戦に参加や相談をいただいている企業としては、指定管理者として町田市に関わっている企業や市内サービス業店舗や市外の情報通信関連の企業などがございます。

 

具体的には、社会貢献として実施している食品ロスや貧困問題の取り組みを学校や地域に広めたり、地域密着型の店舗として活動スペースの提供やポスターやチラシ、ホームページでの情報発信の支援や社員のボランティア参加や専門家の派遣、機材の貸出などの協力や相談などがあります。

 

 再質問⑦ ≪厳太郎≫

市制60周年からオリンピックまでの3年間の限定事業であります〇ごと大作戦、オール町田の実行委員会での感触も良く、市民の皆さんの参加が増えてきて、盛り上がってきているようですし、企業の社会貢献・地域貢献と町田市民のチャレンジ事業が結びつくことで、更なる町田の活力を市の内外に発信できると期待しております。

 

是非、市民への支援や情報発信を充実していただき、市民の夢をみんなで実現するというコンセプトのもと、若い人たちや町田に住んで日の浅い人も含め市民の皆様が、何かをやったという感動的な体験、これがレガシーであり、ふるさと意識、町田への愛着につながっていくことを大いに期待しています。

 

私としては、1項目目の国際貢献と○ごと大作戦をつなげて考えてしますのですが、毎年2台ずつ入れ替えていく消防ポンプ車を、日本消防協会を介することなく、町田市が関係する国に寄贈するという活動は、国際貢献活動だけでなく、町田市のより一層のシティプロモーションにつながると思うんです。

 

町田市の消防団の活動をしている市民が、主体的に行う国際貢献、モノを送るだけなく、使い方や技術を伝えるという人の交流を町田市の国際貢献として、積極的に情報発信していくわけです。

以前25年前に贈ったポンプ車の整備とあわせて、交流が継続しているという話題性はあるのではないでしょうか。

 

この取組みが、「まちだ〇ごと大作戦」のコンセプトに合致するかは分かりませんが、ポンプ車の操作方法マニュアルなどを外国語で翻訳するといったことを、例えば、町田国際交流センターのボランティアの皆さんと消防団が一緒になって創り上げていき、積極的にマスコミなどへ町田市民の取組としてPRしていけば、○ごと大作戦のコンセプトに合うのではないのかと考えています。

 

もっとも、○ごと大作戦実行委員会での資金支援では、渡航費は対象外であるということは知っております。

その上で、クラウドファンディングの活用など市民の活動に対するご相談をさせていただくことは可能でしょうか。いかがでしょうか。

 

答弁⑦ ≪広報担当部長≫

まちだ〇ごと大作戦は、一定の条件もございます。まちだ〇ごと大作戦事務局では、市民の皆さまからのやってみたい夢の相談はいつでもお受けしております。

 

 

 

まとめ ≪厳太郎≫

ご答弁ありがとうございます。

私自身もできる限りのことをやって最大限に町田市民の皆様が楽しめるよう、そしてもっと町田を好きになってもらえるように頑張っていきたいと思いますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

 

以上で私の一般質問を終わります。