『町田時代祭り2018』が開催されました。

 

 

お昼からの開会式に先立ち、午前中は、鎌倉武士や農兵隊の様相を再現し、市街地から芹ヶ谷公園まで練り歩く「時代行列」が行われます。

 

 

私は実行委員として、時代行列の農兵隊に扮する人員の確保を担っており、参加してくれた方々と共に、自らも農兵隊として歩いてきました。

 

沿道には写真や動画を撮る方々が多く、行列とともに芹ヶ谷公園へ行きますと、開会式の後、砲術、居合抜刀、流鏑馬などの演舞を楽しむことができます。

 

 

 

芹ヶ谷公園での迫力ある演舞には、大勢の観客から歓声があがっていました。

 

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町田時代祭りの由来

(町田市HPより)

 

町田市内には、鎌倉武士や農兵隊に所縁がある地域があります。

 

下小山田町にある大泉寺には、鎌倉幕府の有力御家人であったと言われている、小山田一族のお墓があります。

 

また、成瀬には、新田義貞が鎌倉に攻め込む時、松に鞍を掛けて馬を休ませたという伝承も残されています。

 

一方、小野路町では、幕末に近藤勇や土方歳三、沖田総司などが出稽古で剣術を指南していたと言われており、その後小野路農兵隊が結成され、剣術や砲術の訓練が盛んに行われてきました。

 

このような鎌倉武士や農兵隊に思いを馳せながら、地域の歴史や文化を感じることができるお祭りとして開催されているのが「町田時代祭り」です。

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私は町田時代祭りが始まった当初から、農兵隊として仲間とともに参加させていただいてきました。

 

 

有志で始められた実行委員会の方々のご努力で、時代祭りは年々有名になり、

今では町田市が秋の4大祭りと位置付けるほどになりました。

 

 

お祭りごとはいつの時代も、市民の熱意で興り、発展して、そこから行政が支援できることを手探りし、人々を巻き込んでいくのだなと改めて感じます。

 

紅葉が始まった秋晴れの心地よい気候の中、今年も時代祭りが賑やかに行われましたことを大変嬉しく思います。

 

お世話になりました皆様、ありがとうございました!