本日は朝からバスにて山梨県・長野県へ視察です。

 

台風警戒や器具手入れで寝不足ですが、町田市にとって有用的な時間になるようにしたいです。

 

まずは山梨県立美術館に訪れました。

 

 

山梨県立美術館は1978年の開館から40年間『ミレーの美術館』として親しまれています。

 

 

元々は農業試験所でした。

 

ミレーは19世紀のフランスの画家で、自然と共に生きる農民たちの姿を主に描き、『種をまく人』『落ち穂拾い』でも有名な画家です。

 

 

山梨県立美術館は、有名な上記2点も含め、ミレー作品70点、
収蔵作品数、約1万1000点の絵画や彫刻を所蔵しています。

 

町田市でも財政難のなか、芹が谷公園にガラス工芸館を新設する計画があり、様々な議論の結果、前議会で否決された経緯があります。

 

山梨県立美術館の沿革やランニングコスト、文化芸術がその地にどのような役割をしているかについて、教えて頂きました。

 

現在までの総入館者数は1332万5364人。

 

年間14万人程です。

 

年々入館者数が減少し、てこ入れが必要な現状とのことでした。

 

本日は特別展として『深沢幸雄展』も開催されていました。

 

 

深沢幸雄は日本における戦後銅版画の第一人者のひとりとされています。

 

 

版画だけでなく、書、陶芸、ガラス絵、パステル画の創作も行なっています。

 

山梨県立美術館は町田市で想定されていた工芸館の規模と比べますと、だいぶ大きい施設ですが、文化芸術が市民生活に与える影響を想定する良い機会でした。

 

 

次は一路長野県に向かいます。