町田郷友会の皆様と消防団の後輩たちと「平成30年度 富士総合火力演習」を参観させていただきました。
今年の演習は「島嶼部に対する攻撃への対応」を想定した統合運用の作戦様相が採られており、
新しい機動戦闘車や水陸両用車を活用し、安全保障環境の変化に即応した演習が的確に表されていました。
我が国を取り巻く安全保障環境が一段と厳しさを増している昨今、国防に対する国民の関心は高まっており、
この総合火力演習において、日頃鍛練を積み重ねてきている隊員各位の規律厳正な精強さに触れることで、
誰もが心強く感じ、自衛隊への信頼を深めることと思います。
国民の命と平和な暮らしを守るために備えられた自衛隊。
特に陸上自衛隊は即応機動する陸上防衛力の骨格でありますし、
震災や頻発する豪雨災害などの自然災害等、多様な事態における災害派遣で活躍される自衛隊員の姿を大変頼もしく思っています。
『備えあれば憂いなし』
防衛省・自衛隊が明確な位置づけのもと、多様化する任務を全うし、
自衛隊への国民の理解が更に深まり、国防に対する意識が高揚されることを願って止みません。
初めて演習を見学した消防団の後輩たちは、常日頃『我が町を我が手で守る!』という当たり前の郷土愛の元に訓練に励んでいるため、
それまでは国防までは意識が及んでなかったのかもしれませんが、
自衛隊の精巧で精強な演習姿を目の当たりにし、理解も早く、
次の訓練にどの部分を取り入れようかとの意見も出てきました。
『百聞は一見に如かず』
なのだなと改めて思いました。