昨日は平成16年 『第19回 全国消防操法大会』のメンバーで暑気払いがありました。
町田市消防団は今から15年前に全国消防操法大会に東京都の代表として出場し、各都道府県の代表チームとしのぎを削りました。
当時、33年ぶりに町田市消防団が全国大会へ出場する事は全ての市内関係者の耳目を集める大きな出来事でした。
あの時、私は市内最強の猛者の先輩方々の仲間に入れて頂き、選手の一員として人生の全てを賭けたことを昨日のように思い出します。
まだまだ右も左も解らないひよっ子の私共を、あの世界に連れて行って下さったのは全て、
人情派で強烈な先輩や、知的で雲の上の最強戦士や、町田市の最大功労者の皆様の後ろ姿でした。
当時、団歴10年で大した戦歴もない私は岩にもかじりつくような思いで皆様の後ろ姿を追いかけていました。
その時から15年の歳月を経て振り返ってみますと、私の人生はこの機会より一変したなと感じます。
あの時の全ての方々が相当数の時間や圧倒的な努力、英知により手に入れた技術を惜しみ無く教えて下さり、託して下さったことを必ずや地域や後輩の財産としたい、大恩は絶対忘れてはならないと強く思いました。
昨日、１年ぶりに猛者の皆様とご一緒出来て、改めて私は何て幸福者だろうと感じます。
久々にお会い出来た先輩が、
『人生のチャンスなんてそんなにないけどさ、結局掴む努力だよな！ あの時の必死でやった訓練を思えば、その後の人生全て大したことないよな！』
と仰った一言が、その先輩の今でも挑戦者たる生き方をされてる事を物語っているなと感じましたし、再び追うべき後ろ姿だなと感じます。
また今回は当時ご指導下さった東京消防庁の大先輩や、当時の団長をお招きしての集まりでした。
退官された今でも皆様お変わり無くお元気そうで、
今だから言える当時の話や、近況のお話を聞かせて頂き、新たに勉強になりますし、とても嬉しく思いました。
毎年出初め式で歌われる町田市消防団歌の作詞時のお気持ちや、選手選抜時や訓練時のご苦労話なども聞かせて頂きました。
あの時の訓練にお集まりのほとんどの方々がお気付きでは無いでしょうし、既に忘れてしまった方が多いかと思いますが、
あの全国大会は確実に時代が変わる変わり目の瞬間でしたし、そこに当事者として同席させて頂けたことは私の一生の宝です。
この度、やはり『真面目で・強く・明るく・逞しい』最強の皆様と久々にお会い出来て至上の喜びでした。
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