下田公園にて第79回黒船祭記念式典に参列しています。

 

 

アメリカ海軍第7艦隊音楽隊による『君が代』演奏、日の丸掲揚の後、

 

海上自衛隊音楽隊による、アメリカ国歌『星条旗』演奏、星条旗掲揚と、

 

国旗国歌という文化の交換から式典が始まりました。

 

昨日のレセプションでお話させていただいた
在日アメリカ海軍司令官 グレゴリー・フェントン少将と記念撮影をしました。

 

 

 

 

花輪奉献の後、静岡県知事、下田市長の式辞がありました。

 

福井裕介 下田市長は、

 

『駐日アメリカ特命全権大使ウィリアム・ビル・ハガティ4世閣下、
外務副大臣 佐藤正久 閣下、
国土交通省副大臣 牧野京夫 閣下、
多数の両院国会議員の先生方をはじめ多数のご来賓のご臨席の下、アメリカ海軍、アメリカ海兵隊及び自衛隊の支援を受け、ペリー提督とハリス領事の遺徳をしのび、第79回黒船祭を開催出来ることは、下田市民にとってこの上ない、誇りとするものです。』

 

と英語でご挨拶されました。

 

駐日特命全権大使ウィリアム・ビル・ハガティ大使は、
途中熱中症で倒れてしまったアメリカ海軍の軍人さんを、海上自衛隊の人とアメリカ海軍の軍人と外務省の職員で抱えて搬送し、手当した事に言及し、このことからも解るように日米両国民の友情はこの街から発展してきたとご挨拶されました。

 

確かにペリー提督の来航から165年の時を経て日米間は誰も想像が出来なかったほどの同盟関係となりました。

 

東日本大震災などの天災に対しても、両国は平和を希求する互いの意思の上に築かれた強い絆を共有する旧友となり、その関係は今日ほど強固なことはありません。

 

このパートナーシップにより日本周辺ならびに西太平洋全域の海域の安全と安定を提供し、日米両国のみならずインド・太平洋海域に平和と安定をもたらしていると言えるでしょう。

 

戦前の昭和9年から開催され、今回で79回目の黒船祭は日米両国の親善と友情を年々発展させる事に寄与している事を思い、お招きいただいたことを心より光栄に思いました。