こんにちは!渡辺厳太郎です。

 

本日は秋田県庁・秋田市庁と午前午後とに分けて、

『秋田県における学力向上の取り組み』について視察しました。

※リンク先は文部科学省のサイトです。ご参考までに。

 

秋田県は国内最多の17もの国指定無形文化財を有している伝統芸能・文化溢れる土地柄です。また、秋田市の人口は町田市よりも10万人以上少ないものの、面積は町田の13倍と広大な土地を有しています。

 

秋田県民の義務教育習熟度は全国的に見ても非常に高く、県の調査によれば①毎日同じ時間に寝ているか?等といった生活習慣、②学校の授業以外にどれぐらい勉強するか?等といった学習習慣 これら2つが全国比より優れている事が環境的な要因としてあげられていました。

 

秋田県における学力向上の取組について

そして秋田県ではその環境的な部分以外で、従来の講義型授業から、生徒自ら考えさせる探求型授業にシフトし、それを少人数学習へと発展させてきました。

さらには秋田県独自での学習状況調査を行い、全国と比べきめ細やかな課題の解決法を推進してきました。

特筆すべきは通塾率が13%と大変少ないにも関わらず、学習習熟度が非常に高い点です。これには、秋田県独自で40年以上に渡り、家庭での学習を大切にしてきた効果と県民性の現れです。

家庭での学習を大切にする秋田では、小学校に入学時から、生徒自ら自由に考え勉強させ、毎日提出させる家庭学習ノートがあります。

もちろん6才のお子さんが最初から家庭学習が出来るわけではなく、家庭学習ノートのやり取りを通じて、勉強との向きあいかたから教えるのです。

先生としてもその子の家庭の実態や親との関係などを把握出来、個別で子供と向き合えるメリットもあるとの事でした。

教育は未来を担う子供達にとってとても大切な事です。

そして教育に欠かせないのは何かとすれば

①『早寝早起き朝御飯』と言った生活習慣

②自ら目的を持って授業以外にする学習

この2つが一番大切なのだと思いました。

行政に出来るのは賢く愛ある方向付けと、心ある支援だけなんだなと改めて思いました。

 

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