何かを極めるためには〇〇になれ! | あそかお:「幸せはいつもここにある。」ブログ

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些細な出来事や人との出会いの中に自分の幸せが詰まってる。そんな事を綴っていく「あそかお」のブログです。人生の意外な進化を遂げていく姿をお楽しみください♡


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むかーし、



昔の話。







親戚の





おじさんに





華道をする
人がいた。







私は小さい頃から



その家に

たまに遊びに
いっていた。






毎回、

広ーい玄関に




奥ゆかしい庭。







家の中は





スッキリ
片付けてあり







ホコリひとつ
落ちてない。














ツヤツヤ光る
広い玄関の床。




入って
奥には

真っ正面に











あまり見たことがない....





生け花?






大きな松を
大胆に使って


豪快に
生けてある。




それでも繊細に



松のうねりを
流れるように
勢いよく表現してあった。













母親に






あれ...

誰がつくったの?





聞くと、




ここのおじさんだよ。





教えてくれた。




おじさんは、



東山流




という流派の
生け花を
していた。







まだ
小学校低学年くらいの私。






その生け花の
勢いと力強さを



観た時





子供ながらに








圧倒された。











そして私は




見た目は普通の
農家の人だけど、

ここのおじさんは....






只者でない。










ということを





悟った。
















年末になると


その
おじさんの家に
毎年行っていた。



親戚が集まって
餅つきをするのだ。



今はもう
機械で餅をこねるところが
多くなったが、



その時代は

火を起こす、
もち米を蒸す、
杵でつく、
臼でひっくり返す、

そして

出来たお餅を
大人も子供も一緒に
丸めて仕上げた。




もち米を蒸すとき

薪をどんどん
入れて


火力を強める。




その際
おじさんは、




小さな私ら子供に
薪を奥まで入れるように
促す。




やって
みろ〜。









私よりも小さな弟たちもいて、

火はゴウゴウと
燃えていたけれど






そんな事




気にしてない。










私が


やけどしそうだから
怖いよ。



と言うと、






おじさんは





こわなか。
※怖くない





と言う。





そして

薪割りも



してろ〜。
※してみなさい





と言って
させていた。










やっぱり。





なんか他の大人と
違う。






普通だったら



小さな子には




火は危ない、
刃物は触らせない、



注意するはずだ。







それどころか
逆に
危ないことも



させようとする。








この
おじさんは





華道のほか、


畑仕事や

しめ縄を作ったり、
人間の半分くらいの魚ををさばいたり、
庭の木の剪定や花づくりまで、

すべてが
完璧だった。






ちょっと上手いという
程度でなく、



なんでも
かなり
極めている。



















そしていつも



会うたびに



なんでん
してみろ。
※なんでもしてみなさい。





と言っていた。







そんな人だから



いつも家は




ピカピカで
外の花にまでそれが
行き渡っていた。

















ある年末に




おじさんに




聞いたことがあった。










ねえ、

あの玄関の
作品は


どうやって造ったの?









そう聞かれた後、





おじさんは
少し笑って






こう言った。












馬鹿に
ならにゃ
いかん。











....?










....は?








...何??






どういう意味?









さらに
尋ねると、








何かを
作るには
他のことを
考えず、
その
ことだけ
ずーーーと
考えにゃ。








..... 。






だから




馬鹿に
ならんと
本当の
作品なんて
作れん。










よくよく聞いたら、




あの生け花の
松は、






何日も
山から山へと
歩いて


探しまわって



やっと
見つけた松だったらしい。












きっと

自分のイメージに
ぴったりくるまで



探しまわったんだろうな。









やっぱり





すごいなと
思う人は、






他の人とは
違った感性や意欲が
ある。





何かを極めるって



きっと
大変なんだろうけど、

それにも負けない
突き動かされる衝動に




素直になって
没頭している。






自分に正直に...
周りを気にせずに...











10年くらい前に
そのおじさんは
亡くなったが、







まだ子供の私に
教えてくれた







おじさんの







馬鹿に
ならにゃいかん。






という言葉は






今でも






私の中に
残っている。










そして
これからも
ずっと



何かの拍子に






思い出すだろう。











あなたは







何かを
極めるとき







馬鹿に











.......なれますか?




















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