この市場の難しいのは反転のきっかけが過去のNYの需給で上がった沖に比べて、資金が少ないと事。ストック調整に近い状況が生まれようとしています。これは年かに一回起こるのですが、今回は金利上昇でヘッジファンドなどが運用コスト上がっているし、レバリッジが昨年よりも効かせにくいのがあります。そして、運用成績が9月ぐらいから連続して悪いので、新規資金が少なく、解約は続くという悪循環になっています。
そこにCTAからの売りが炸裂して、ファーゥエイ問題からどうしても、米中問題がぎくしゃくして、本当に90日で片付くのかと言えば、非常に不安なんですよ。そういうところをクローズアップして来ますが、需給に関わる部分が非常に大きいと思います。だから、反転のきっかけが掴み難いですし、長引けば中国も国民感情が始まるので、始末に負えない状況になります。
こうした時に英国にEU[離脱に関する動きがあるんですが、離脱で下がった株式市場なら、出て行かないならば良いんじゃないかと思うのですが、そうはいかないから結局は円高基調になり、そこに米国金利が頭打ちという流れになれば、為替も敵に回ります。
まあ、難儀な状況になっていますわ。
9685KYCOM、4293セプテーニ、2445エスアールジータカミヤ