水素っち「雷が多いと豊作になるんですって~。」
カルシウム先生「昔から、雷には稲妻という別名があるように、雷によって、稲が妻を迎えて、豊かな実りになるという経験則が知られていたんだ。」
酸素っち「なぜ、雷が多いと、豊かな実りになるのかなあ。」
窒素っち「植物の育成に必要な僕が雷によって分解されて、植物に吸収されやすくなるんだよね。」
ケイ素っち「植物育成の三大要素といわれる、窒素っち、リン酸、カリウムっちだな。」
アルミニウムっち「そうかあ、窒素っちは窒素分子の状態で安定だから、雷みたいな高い電位がかからないと、分解されないんだね。」
窒素っち「分解された僕は、雨に溶けて、地中に入り、植物の根から吸収されるってわけ。」
ネオンっち「大気中にたっぷりと窒素っちはいるから、調達も簡単だね。」
窒素っち「あとは、動物の尿も植物にとっては僕を吸収するのに重要な役割を果たしているんだ。」
炭素っち「そうか、尿素には窒素っちが含まれるものね。」
水素っち「よく出来たメカニズムですね。自然界の大気に豊富にある窒素っちを雷と雨で水に溶かして地中に流し、それを植物が吸収して成長し、動物に種とともに自らを食べさせて、種を遠くに運んでもらい、同時に尿をエネルギーに変えてまた成長する・・・。」
カルシウム先生「食物連鎖は奇跡のメカニズムだよね。地球で何億年もかけて育んできたのだからね。」
リンちゃん「本当に、地球の生き物には感心しますね~。」
水素っち「自然界は大切にしていかなければいけないですね~。
高校生も実験で結果を示せてよかったですね!」
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