タイトル・著者
メ モ ・ 感 想
![言心録~ライフログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20131002/19/gensinroku/54/cc/j/t02200202_0250023012703396678.jpg?caw=800)
水責めの拷問されるド・ブランヴィリエ侯爵夫人
マリー・マドレーヌ・ドルー・ドブレー(Marie Madeleine Dreux d'Aubray, 1630年7月2日 - 1676年7月16日)は、17世紀フランスの連続殺人犯。(ド・)ブランヴィリエ侯爵夫人(Marquise de Brinvilliers)として知られる。
パリの司法官アントワーヌ・ドルー・ドブレー(Antoine Dreux d'Aubray)の長女として生まれる。
21歳でブランヴィリエ侯爵アントワーヌ・ゴブラン(Antoine Gobelin, marquis de Brinvilliers)に嫁いだが、愛人との派手な不倫生活をおくった。
愛人と共謀して、遺産目当てに父親を毒殺するため慈善病院に熱心に通いつめ、病人相手に人体実験を繰り返して毒の効果を試した後、父親に少しずつ毒を盛って殺害した。
その後、遺産を独り占めにするために兄弟たちも始末し、その娘や夫たちも狙った。
しかし愛人が事故死し、自宅から犯行の記された手紙を警察に押収されたことから、国外に脱出してヨーロッパ各地を転々とし、最後に修道院に身を潜めた。
そこでひっそりと生活しながら告白録を執筆したが、刑事におびき寄せられて外に出た所を逮捕された。
裁判では全く罪悪感を見せなかったが、火刑法廷で拷問されるとさすがに反省した。
死刑を宣告され、即刻斬首された。
斬首直前に
なぜ 私だけが 死ななくては ならないのですか~
と 叫んだと云います。
日本にも こんな 川柳がありました。
泣きながらまなこを配る形見分け
出典: 柳多留
死者の葬儀がおわった後に、親族で形見分けをする。
悲しみの中にも人間は欲がでるといった事。
お金は 大切なものですが 執着しすぎてしまうと 大変なことに・・・
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f5841%2f58415924.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f5841%2f58415924.jpg%3f_ex%3d80x80)
===== P R =====
![]() 【送料無料】ブランヴィリエ侯爵夫人 [ 中田耕治 ]
|
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ルイ14世治下のパリ、妖艶・美貌の貴婦人が織りなす毒殺劇。渋沢龍彦『毒薬の手帖』を飾った侯爵夫人36歳が断頭台に消える…。優雅、官能、エロスの評伝文学。