8時半~9時半の好きな時間にダイニングに行きます。
夕食と同じ席でした。
夕食で個室利用の場合は朝食も個室になるようです。
お品書き
お品書きに1品ずつ料理へのこだわりが書かれています。
最初のセッティング
お茶碗が素敵。
朝食アップ
人参ジュース 切り菜 大豆煮 野菜のピクルス?
有機栽培の人参を使用した無添加すりおろしの人参ジュース。
人参そのものの自然な甘さが際立っていて美味しかったです。
切り菜は納豆に野沢菜などの古漬けを合わせた新潟の郷土
料理です。
私は漬物が苦手なので味の感想は省略。
予約の際苦手食材として申告しましたが、夕朝食共に漬物が
出ました。
ここのオーナーは化学調味料が嫌いでオーナーが宿に泊まる
ときは化学調味料を一切使わないようにと宿にリクエストしてる
と自遊人の覆面取材の記事に書いてあります。
でも里山十帖さんに宿泊する客の苦手食材には対応しないの
でしょうか?
余所の宿への要求と自分達の宿で提供するサービスには開き
があるようですね…
大豆煮は甘め(塩分控えめ)な味付け。
ピクルス?はセロリ、玉ねぎ、蕪(大根?)。
セロリは好きなので食べられたけど、玉ねぎと蕪は漬物嫌い
にはちょい苦手な味でした。
蓮根のきんぴら お茶
蓮根のきんぴらは好みの味付けでご飯のお供に最適でした。
魚沼産コシヒカリ
朝食のご飯も美味しい。
私も旦那もおかわりしてお櫃を空にしました。
味噌汁の具
出汁が入った鍋が用意されていて自分たちで味噌汁を作ります。
味噌の量を加減できるので自分好みの味噌汁にできます。
食べながら味噌汁を作るのは慌ただしかったです。
調理済みのものを席で加温するだけとかの方がいいかな。
私は客に調理を任せる料理はあまり好きではないのでそう思った
だけで人によっては楽しめていいのではないでしょうか。
味噌汁
お野菜たっぷりで美味しい。
日本海産 いわしの生姜煮
席に着いてから用意するみたいで後から配膳されました。
骨まで丸ごと食べられます。
朝食の魚料理は焼き魚が定番ですが生姜煮も珍しくていいですね。
器も素敵でした。
素朴だけど丁寧に作られた昔ながらの朝食といった感じでした。
ご飯は抜群に美味しかったのですが、ご飯のお供になるおかずが
少ないように思いました。
蓮根のきんぴら以外はご飯との相性がイマイチでした。
ピクルスみたいな酢漬けはご飯に合わないので、代わりにもう1、2品
くらいご飯と相性のいいおかずがあったら良かったです。
いわしの生姜煮とかも美味しいのですが塩分控えめの薄味で全体的に
どの料理も甘い味付けな印象でした。
健康を考えたらこのくらいの薄味がいいのでしょうね。
感想
数々の有名旅館を上から目線で辛口批評している自遊人が作った宿
とはどんなものだろう思い宿泊してみました。
館内はデザイナーズ家具が多様されていて古民家に意外とマッチした
洗練された空間となっていて素敵でした。
豊富なドリンクサービスやオーガニックのアメニティなど客目線でよく
考えられていてさすが自遊人の宿だと思いました。
お部屋も上手にリノベーションされてて家具や設備も上質なもので快適
でした。
ただ、鍵が1本だったりスリッパの無いトイレ、追い炊きして入る1人サイズ
の客室露天風呂はちょっと「う~ん…」と思ってしまいました。
一般的な客室露天風呂を想像して行くとがっかりすると思います。
宿批評しているだけあってさすがと思う部分もあれば、余所の宿には
あんなに厳しく批評してたのに自分たちの宿には甘いなぁとツッコミ入れ
たくなる部分もありました。
プレオープン期間だったので今後良くなっていくことを期待してます。
大浴場はお湯も景色も良くて最高でした。
美容液みたいなとろとろの湯が本当にあるんだ、と初めて実感すること
ができました。
大浴場の湯を目当てに再訪したいと思うくらい気に入りました。
でも朝9時半までしか入れないのが残念でした。
今時朝食前までしか大浴場を利用できない宿があるなんて…
食事は化学調味料を一切使用しない食材と調味料にこだわったもの
でした。
野菜中心で一般的な旅館料理とは異なるので好き嫌いがはっきり分か
れる料理だと思います。
ご飯がめちゃめちゃ美味しくてたまには宿でこんな健康的な料理も新鮮
味があっていいかなと思いました。
スタッフの接客はHPには「至れり尽くせりのサービスは提供できません」
と記載があったのであまり期待せずに行きましたが、どのスタッフさんも
親切で好印象でした。
客に過干渉はせずどちらかと言うとホテル寄りなサービスだと思います。
宿泊の際の注意点としては古い建物のリノベーションなのでエレベーター
は無くバリアフリーでもないので足腰弱い方には不向きです。
木造建築なので音が響くことがあります。
今までのレポに書くのを忘れていましたが全館禁煙です。
客室のテラスでの喫煙も不可ですので愛煙家の方は厳しいかも。
お洒落な館内、温泉、絶品のご飯が気に入りました。
今回はプレオープン期間の宿泊だったので料金もお得でコスパも良かった
です。
個人的に温泉がとても気に入ってすぐにでも再訪したいのですが、グランド
オープン後の宿泊料金は貧乏人にはちょっと高いです。
料金設定が細かくて平日料金は火~木曜日まで。
203号室の1泊2食付の早苗饗プランの平日料金は25,299円。
月曜日は26,352円で1,053円増し。
金曜日、日曜日は28,458円で3,159円増し。
土曜日は30,564円で5,265円増し。
これは私が宿泊した203号室の場合で201号室とかのスイートだともっと割増
料金も高くなります。
201号室の土曜日は7,560円増しです。
土日しか休みのない人の足元を見るような料金設定で残念です。
プレオープン期間は休前日以外はどの曜日も同一料金だったのに。
以前自遊人が覆面取材で某高級旅館のレポをしたときは休前日料金が高すぎ
るのを批判してました。
でも実際自遊人が宿をオープンしたら火~木以外は割増料金なんですね…
(上記の宿泊料金は6月1日現在の公式HPで確認)
※追記※
曜日毎の細かい料金設定は10月までのようです。
11月からは曜日に関係なく同一料金となるようです。
11月以降の宿泊料金は現在の休前日(土曜日)料金と同額です。
(2014年6月1日現在の公式HPにて確認)
今回宿泊したお部屋が1人1泊30,564円かぁ。
客室露天がもっと魅力的だったら頑張ってお金貯めて宿泊するけどあの客室
露天で3万円超はちょっと…
やっぱり貧乏人には無理です(泣)
あの大浴場の湯にまた入りたいんだけどなぁ。
割引プランとかないと宿泊できません。
宿泊を検討している方で休前日以外の日に宿泊可能な方は料金アップ予定の
11月前までに宿泊した方がお得かもしれません。
(宿泊料金は変更になる可能性もあるので宿泊は自己責任でお願いします)
※6月18日またまた追記※
6月18日現在、この記事をアップした6月1日のときと宿泊料金が違っています。
6月18日現在の203号室の早苗饗プランは、
火~木 25,299円→23,425円
月曜日 26,352円→24,400円
金・日 28,458円→26,350円
休前日 30,564円→28,300円
変更前の料金は特に休前日とか高過ぎて正直「あの客室で3万円超は無いわ~」
と思いましたが、変更後の料金はまぁまぁ妥当な料金だと思います。
HPでは料金変更について全く触れていません。
割引プランでもなくスタンダードプランの料金を予告なしで突然変更するなんて
どうしちゃったんでしょうね?
料金変更前に既に予約してた人の料金ってボッタクリの旧料金のままなのかな?
と貧乏人は気になってしまいます。
追記に書いた11月以降の料金も変更になってます。
11月以降も同一料金ではなく曜日毎の細かい料金設定に変更になってます。
実は私が予約したときも翌日に予告なしで突然料金変更(値上げ)してました。
詳しくは6月18日の記事「里山十帖さん値下げ!?」をご覧ください。
今後も予告なしで突然料金変更になる可能性もあると思います。
宿泊を検討している方は宿泊料金をよく確認して下さいね。
2014年春宿泊
1人1泊 21,400円(プレオープン割料金)
※プレオープン期間の宿泊です。
サービス等グランドオープン後は変更になっていることもあるかと思いますので
ご注意下さい。
里山十帖
新潟県南魚沼市大沢1209-6
チェックイン 15時~
チェックアウト ~11時