大浴場は温泉棟にあり宿泊棟から少し歩きます。
タオルはお部屋から持参します。
利用時間は15時~翌朝9時半までで20時に男女入れ替えがあります。
夜中も利用できるのは嬉しいですが、朝は9時半までなのは不満です。
朝食後ゆっくり大浴場の湯に浸かることができません。
里山十帖さんはチェックアウト11時です。
チェックアウト時間の1時間以上前から大浴場が使用できないのは宿
都合に感じられて残念です。
大浴場の清掃時間は9時半~12時半までだそうです。
チェックアウト時間まで清掃時間を遅らせることはできないのでしょうか?
せっかく素敵な大浴場なのに朝食後は利用できなくてとても残念でした。
温泉棟への道のり
宿泊棟2階に温泉棟への渡り廊下があります。
サンダルを履いて温泉棟へ向かいます。
里山十帖さんで唯一履物を履くエリアです。
(トイレにも履物用意して欲しいのですが)
サンダルは紫外線灯で殺菌されてます。
サンダルの目印用にクリップも用意されてました。
ガラスの扉は二重になっていて扉と扉の間は4段くらいの階段に
なってます。
2つ目の扉の先は屋外通路になってます。
奥のガラス扉の先が温泉棟になります。
天井が高く木をふんだんに使用した素敵な渡り廊下ですが、左側は
ルーバーで外気が入ってきます。
真冬は寒そうです。
右の写真をご覧いただくと分かるように外は目線の高さくらいまで
雪が積もっていました。
さすが豪雪地帯の新潟って感じです。
お部屋のテラスからこの渡り廊下が見えました。
裏を返せば、雪が無ければ渡り廊下からもお部屋のテラスが見えるの
ではないかと思います。
だから前回の記事に書いたように雪が解けた現在は客室露天風呂にも
ルーバーを設けて目隠ししたのだと思います。
温泉棟いろいろ
温泉棟に着いてまず目に飛び込んでくるのはスケルトンのチェア。
カルテルのLa Marieだと思います。(だぶん)
湯上りドリンクが用意されてます。
冷水(大沢山の湧水)、黒豆香茶、アーユルヴェーダ デトックスティー。
アーユルヴェーダ デトックスティーはジンジャー、クローブ、シナモン、
アジュアンをブレンドしたもの。
消化を助け、体を内側から温めて代謝をアップさせる効果があるそうです。
私はシナモンが苦手なので飲んでいませんが体に良さそうですね。
20時までは右の黄色の暖簾が女湯、左の青の暖簾が男湯でした。
最初に右側のお風呂からご紹介します。
脱衣所
小ぢんまりとしてますが木のぬくもりあふれる素敵な脱衣所。
脱衣棚は鍵付です。
洗面台は1つでドライヤーも1つだけでした。
この日は宿泊客が少なく脱衣所が混雑することはありませんでしたが、
満室のときの混雑時はこの脱衣所では手狭かもしれません。
アメニティと電話
アメニティ類は環境に配慮した無添加のものを用意してます。
ハンドソープ(白いボトル)は「STOP THE WATER WHILE USING ME」。
「水の流しっぱなしをやめませんか?そう、私を使っている間だけでも」
というブランドメッセージがそのまま商品名になった100%天然由来原料
のハンドソープです。
クレンジングと化粧水はお部屋と同じ「do organic」。
国産のオーガニックブランドで原材料は植物由来成分。
使用しましたが、使い心地良かったです。
コットンと綿棒もありました。
脱衣所の電話は懐かしの黒電話。
温泉分析書
温泉の利用方法
洗い場
カランは4つ。
この日は空いてたので混雑することはありませんでしたが満室のときは
洗い場も混雑しそうな気がします。
バスアメニティと三度笠
バスアメは「BOTANITE by Dr.SAITO」シリーズ。
このバスアメ香りや使用感がとても良くてお気に入りです。
露天風呂はほとんど屋根がかかっていないので雨の日用に
三度笠がありました。
内風呂
石の浴槽で浴槽内に段差があって半身浴もできます。
定員は6人くらいでしょうか?
源泉温度が低いので循環してますが、新湯給湯率が高めなのか
湯の花が大量に舞っていて温泉力が感じられます。
適温で快適に入浴できます。
ただし、泉質の関係で浴槽内が滑りやすくなっています。
手すりが無いので出入りの際は注意が必要です。
露天風呂
内風呂よりも大きいです。
定員は8~10人くらいかな?
浴槽内に段差があって半身浴もできます。
確かこちらの浴槽は浅めで全身浴でも肩がお湯に浸からないくらいの
深さだったように思います。
露天風呂も適温ですが内風呂よりも気持ちやや温めでした。
泉質の関係で浴槽内が滑りやすい上に手すりも無いので出入りの際は
注意が必要です。
屋根はほとんどかかっていないので雨の日の入浴は大変そうです。
入浴目線
パノラマのマウンテンビューで絶景です。
お湯良し、景色良しで最高!!
続いて左側のお風呂をご紹介します。
脱衣所
こちらの方が脱衣棚の数は多いけど広さは右側のお風呂とほぼ一緒です。
脱衣所、洗い場いろいろ
洗面台1つでドライヤーも1つなので混雑時は不便かも。
アメニティ類は右側お風呂と全く一緒です。
こちらも洗い場はカランが4つ。
内風呂
浴槽は木で檜なのかな?
浴槽内に段差があって半身浴もできます。
定員6人くらいのサイズ。
こちらも適温でした。
木の浴槽は特に滑りやすいです。
私も何度か滑りました。
手すりも無く入浴の際は転ばないように特に注意が必要です。
足腰弱い方もそうでない方も十分にご注意下さい。
露天風呂
浴槽の真ん中あたりに黒い大きな石があるのが見えますでしょうか?
この石がかなり大きくて浴槽自体はそこそこの大きさですが定員は4人
くらいだと思います。
チェックインの時、夜露天風呂に入る際は中の石にぶつからないように
注意して下さいと説明がありました。
夜入浴するときは気を付けて下さい。
手すりが無いので夜以外も出入りの際は注意して下さい。
浴槽内に段差があって半身浴もできます。
屋根があるので雨の日の入浴も安心。
露天風呂も適温でした。
入浴目線
こちらも抜群の景色です。
大沢山温泉
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(アルカリ性低張性低温泉)
加水なし
加温あり
循環ろ過あり
塩素系薬剤の使用あり
循環ろ過&塩素消毒ありですが、塩素のにおいは気になりま
せんでした。
循環しながら新湯の給湯も同時に行っていて古いお湯を捨て
ています。
新湯の割合が多いからか中々温泉力を感じる湯です。
特に内風呂は湯の花が大量で温泉成分が濃い感じでした。
私は温泉が好きですが温泉通ではありません。
今まで温泉で美容液みたいなとろみのある湯というのを実感
したことがありません。
ですが里山十帖さんのお湯は鈍感な私でも入った瞬間肌に
まとわりつくようなとろみを感じました。
正に美容液の中に浸かっているような浴感でした。
今まで入った温泉の中で一番好みの泉質かも。
最近はどの宿でも大浴場は2、3回しか利用してませんでしたが、
里山十帖さんでは6回入浴しました。
それくらいとっても気に入りました。
こうしてブログを書いている今も里山十帖さんのお湯を思い出し
てまた入りたい衝動に駆られています。
とろとろ&ぬるぬるのお湯の虜になってしまいました。
ただどの浴槽も手すりがなく浴槽内は滑りやすくなっているので
注意が必要です。
デザイン、見た目優先で手すりを設置しなかったのでしょうか?
館内はバリアフリーじゃないしお風呂も足腰弱い方には不親切な
設計です。
足腰弱い方には不向きだと思います。
唯一の不満は朝9時半までしか入れないこと。
チェックアウトぎりぎりまで温泉を堪能したかったです。
9時半以降も入れる客室露天は1人サイズの追い炊き風呂で残念
な感じだし…
源泉かけ流しにこだわる方には不向きかもしれませんが、かけ流し
にこだわらない温泉好きの方にはオススメです。
泉質良し、景色良しの極上の湯浴みでした。
※プレオープン期間の宿泊です。
サービス等グランドオープン後は変更になっていることもあるかと
思いますのでご注意下さい。
続く