シャツにアイロンをかける方法
…をGenRock店長が説明していきます。
カフリンクスにとって不可欠なのがシャツです。ワイシャツ、Yシャツ…などと呼ばれる、あのシャツです。私の場合は特にダブルカフのシャツです。
説明にあたり、敢えてダブルカフのシャツを使っていますが、もちろんシングルカフのシャツにも通用する方法です。
まずは、全体の流れをさらっと。
アイロンをかける前の状態です。
襟(エリ)の先に入っているカラーステイ(カラースティフナー、カラーボーン、カラーキーパーともいう)は、シャツを洗濯機に入れる前に外しておきます。
洗ったシャツを干すとき、一番上のボタンをかけて留めるとボタン穴がダレるので、洗濯バサミで留めたほうがよいです。特にノーネクタイでボタンを外して着るならオススメです。
(以下の説明では、画像をクリックすると、別ウィンドウで詳しい工程の説明が表示されます。)
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カフ=袖口(そでぐち)からアイロンをかけていきます。
ダブルカフの場合は、カフを伸ばした状態で外側(カフを折り返したときに見えなくなる側)からかけます。
生地が二重になっている部分はまず裏側からかけて、表側で仕上げることを基本にしてください。シングルカフの場合は、内側からアイロンをかけます。
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カフの次は袖です。カタチを整えつつ、先のほうから。
カフ→袖までは一連の流れです。左右両方のカフスが終わってから次に袖というのは非効率。片方のカフが済んだら、そのまま袖に移ります。
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襟(えり)です。襟を立てた(伸ばした)状態で外側(折り返したときに見えなくなる側)からかけます。
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肩の背中側の部分を、シャツの内側からアイロンしていきます。
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シャツの位置はそのままで前身頃(胸の部分)を重ねて、肩から首周りの部分にアイロンをかけます。
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まず、前立て(ボタン穴の部分)、そして前身頃(胸・腹の部分)全体にかけていきます。
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脇(わき)の縫い目周辺にアイロンをかけていきます。
前身頃→脇までは一連の流れです。左右両方の前身頃が終わってから次に脇というのは非効率。片方の前身頃が済んだら、そのまま脇に移ります。
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最後に後身頃(背の部分)をかけたら、できあがりです。
<アイロンのかけ方 関連記事>
全体の流れ(現在の記事)
(1) カフス
(2) 袖(ソデ)
(3) 襟(エリ)
(4) 肩のうしろ
(5) 肩のまえ
(6) 前身頃
(7) 脇(ワキ)
(8) 後身頃
<シャツのたたみ方 関連記事>
全体の流れ
(1) ほぼ準備
(2) 袖をたたむ(ココが肝心)
(3) 袖をたたむ(続き)
(4) 仕上げ
(5) おまけ