体調を崩されていたマエストロのお宅へ、最初で最後のレッスンにチェロのコと行きました。
前にも書きましたが、みんなが口を揃えて『素晴らしい人なんだけど、情熱的過ぎてちょっとPazzo...』と
言うような棒も振る(オケを振る)チェリストであり、画家でもあるような、正真正銘のアーティストな方。

実際お会いすると、わたしが留学前Genovaに初めて訪れた際に、連れて行ってもらったコンサートで
お会いしていて、帰りにホームステイ先まで車で送って頂いたこと。その後、入学してから1度バスで
一緒になって少しお話ししたこと…などを覚えてて下さり、両方もう4年くらい前のコトなのでビックリあせる
日本の文化や音楽環境についてもよくご存知で、期待して頂いてるのがわかり、焦りまくるわたし…汗

シューマンの協奏曲、1回通しで演奏して、その間にマエストロが書き溜めておいたコトを直される…が
そのほとんどが…わたし…なんですけど汗しかも言われるコトは全て、言われて当然のコトばかり。
1小節進むごとに止められて…私が忘れていた当たり前の注意を受ける…なんとも情けなくてため息DASH!

何が情けないって、注意されてやっと気がついたこと。
日本で勉強していた頃は、当たり前に考えて、耳を凝らして、神経を尖らせて弾いていたことなのに
そんなことの多くを、この数年間でわたしは怠惰にも忘れてしまっていた…。ああ、情けない…。

自分でも、伴奏で得られる経験と引き換えに、ピアノ弾きとしてのテクニック的クオリティが落ちてること
それは気付いていて、気をつけないといかないな~と漠然とは思っていたけれど、ココまでとは汗
少なくともマエストロのクラスに出入りを許される限りは(クビにならなければあせる)取り戻せざるをえず
いい機会と思って、初心にかえって“きちんと”勉強する習慣をつけようと思います。←超初歩的目標汗

伴奏に行くと、多くの場合、残念ながら“伴奏”としての扱いを受けて、楽器と対等な立場と思われてない
コトも多々あり、そこまでピアノを重要視される場合も少なく、それにかなりの不満を抱きつつも、いつしか
そのことに慣れていたんだな~と反省しました。今回マエストロは、何回も『これは室内楽なんだよ音譜
『楽譜どおりに弾くだけのピアニストはいらないんだ。一緒に音楽を創り上げることがしたいんだから』と。

それにしても、直され過ぎで、ほんと情けなく、マエストロがピアニストの変更を要求するかもと
(実際、前のピアニストの変更を申請して、わたしが今年はこのクラス行きになったのです汗
かなりヒヤヒヤしておりますが、わたしの音色を何より気に入って頂けたので、精一杯頑張りますアップ
(↑イタリア人にはわたしの音色は“繊細過ぎる”と言われるコトも多々あり、気に入られると嬉しいラブラブ

…と言う訳で、レッスン後、チェロのコと思わず『ふぅぅDASH!』とため息をついて顔を見合わせるほどの
緊張の3時間弱でしたが、先生はウワサどおりのPazzo(狂ってる)でしたが、真の音楽家でした。
音楽的に素晴らしい方と勉強できることは、私のようなナマケモノでも嬉しいものです。久しぶりに
日本で勉強していた頃のような、レッスン後の疲れを味わいましたが、それも心地よく感じました音譜


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