The Velvet Underground 「Loaded」

1.Who Loves The Sun
2.Sweet Jane
3.Rock & Roll
4.Cool It Down
5.New Age
6.Head Held High
7.Lonesome Cowboy Bill
8.I Found A Reason
9.Train Round The Bend
10.Oh! Sweet Nuthin'

※必聴トラック

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの作品で、あまり陽の目を浴びていないこのアルバム「Loaded」ですが、大好きです、晴れた日に散歩しながら聞くのが特に最高。
ジョン・ケイルもいないし、フロントマンのルー・リードはこの作品の出来に満足せず脱退してしまうけど、すごくいいアルバムだと思う。
1曲目のWho Loves The Sunのイントロのギター、それだけでもう十分なんです。自然とやさしい気持ちになれる、そんな曲。例えるなら、浅井健一のSHERBETの「SEKILALA」みたいな空気感があるかな、それはアルバム全体を通してもいえます。
2曲目Sweet Jane、3曲目Rock & Roll、5曲目New Age、6曲目Head Held Highはロックの良さがいっぱいに詰まってる、これぞロックンロール。Sweet Janeの最後のコーラスとか、文句なしに最高。
アンディー・ウォーホルのバナナジャケットでも有名な1stアルバム「The Velvet Underground & Nico」のときは、やっぱりドラッグの影響もあってか、どうしてもダーク感が漂ってた。それがすごくカッコ良くもあるんだけど。それに対してこのアルバムはナチュラルな感じがすごく好きです。
直接的か間接的かは別にして、ビートルズに影響を受けていないアーティストはいないと言われてるように、ヴェルヴェッツの影響を受けていないロック・ミュージシャンはいないとも言われてます。実際僕も、好きなアーティストがよく影響を受けたアーティストにヴェルヴェット・アンダーグラウンドを挙げてるのを見ます。大好きなNYパンクもヴェルヴェッツがいなかったらなかっただろうし。この「Loaded」もザ・ストロークスのヴォーカル、ジュリアンが好きな一枚に挙げてました。
世間にロック・バンドと呼ばれてる人たちってたくさんいるけど、日本のランキングに入っている多くの人たちは別に悪いとかじゃ全然ないんだけど、ごまかしが混じっていると思う。やっぱり僕の好きなロック・バンドは、ヴェルヴェッツの様にエレキギター、ベース、ドラムの音なんです。楽器の生の音。それ以上でも以下でもない。ごまかさずありのままでいて、そういうのをすごく大事にして飾らないでいるのがすごくカッコイイ。メディアなんかの力に頼らず、自分自身のまま立っている。そんな感じなんです。
ルー・リードはもうロックのレジェンドの一人になっているけど、泥臭く生きて歌い続けてるのが素晴らしいと思う。ぜひライブで聴きたいなぁ。