入れ墨の件を最初に聞いたのは、義兄からです。 この方、物事の良い悪いは関係無しに何でも喋ります。

 『あらあら、そんなことを喋ってもよいのですか』と私が眉をひそめても、お構いなしにネ。

 

 その時もそうで、義兄は「腕に入れ墨入れたのを、自慢げに見せてきた」と・・・ 義姉様は、少し私の表情から気持ちを察したようですが、そんなことさえ気が付かないで喋りまくります。

 ハイ!喋りまくるです。

 

 その日にちや内容から、コロナ禍の給付金を速く手続きをして来いと私に言った意味も解りました。 勿論、その時は入れ墨の件など全く知らなかった私ですが、「早くほしければ、自分で市役所に行って手続きをしてくれば」と、当然の返事をしましたよ。

 

 丸一日かかって、コロナ禍の最中に超込み合っている市役所に、妻でもない私に行かせようと考えること自体が可笑しいと気が付かないのですね。

 <息子君は即郵送で手続きをしましたよ>と言いますと、それでも構わいですって。 勿論、それさえも私にさせます。

 

 で・・・後日、誰から聞いたのか「もう通帳に入金されてると聞いたぞ!」と。 <あ~ら、じゃあATMで記帳して入金されていれば出金してくれば~><ただし!即帰ってくること>と念押しをしてカードを渡しました。

 さらに用心して、ATMに着いたら電話してくる!その時にカードの暗証番号を教えます!!と、悪知恵のついた?元妻は駄目押しをします。

 

 なぜならね、狡猾E子が一緒なら、暗証番号を覚えられて悪用されるからです!!i 色ボケ元は、その手で何度もE子に通帳から引き出しをされたかを私は忘れていないからです。

 色ボケ元の桜年中満開お脳桜には、そーゆーことはインプットされていません。 当時、私が<誰が引き出したか警察に行き調べてもらえば、監視カメラで直ぐに解るわよ>と言えば、少し黙りこくった後に『俺が引き出した、忘れてた』と、しっかりE子をかばった色ボケ元でした。

 

 義兄の話す内容から、入れ墨を刺した?場所も判明チョキ何度も通ったことも判明しましたが、私にはどうでもえーわって話です。

 

 もちろん軽蔑と失望が増えただけで、それを取り立てて色ボケ元に話すような私ではありませんが、ある日何を思ったのか家業の仕事をパソコンをしている私の傍に来て腕まくりをし入れ墨を見せに来たのです。

 

 見たくない!!見せるな!!気持ち悪い!!馬鹿か!! そんな風に、私は強い口調で言いました。 だってねぇ、入れ墨そのものも嫌悪ですが、それにE子が絡んでいるってことも私は知っているのです。