傘を使っての護身術というのは、有事の際
すぐに対応出来るように普段から持ち方をよく考えておくに越したことはない。
前回話したような先が後ろ向きに柄を握って手を振ってあるいたりしてると、周りに火種をまくだけでなく、有事の際の対応も遅れてしまう。
僕は左ききなんで、右腕に引っかけて持つか、先を前にして、軽く柄を握ってもちます
有事の時は、左手で柄を持ち、静かにスライドさせて両手で持ち、先を下向きにして身体に少しだけ近づけて構えます。
この時にやってはいけないのは、先を相手に向けること、
こうすると相手は必ず警戒して対応するので、難しくなります
さらに怖がって傘の先を突き出すと、先を持たれたり、弾いて襲い掛かってくるのは必至です。
これは誰にでも言えるのですが、有事になったら、中途半端な攻撃は自分の身を危うくします。
ある種の覚悟はしないとけない。
相手への気遣いは相手が失神して倒れるかしない限り無用です。
仮に過剰防衛だと言われたとしても、命を失うよりはマシでしょう。
話を戻します。こういう先を外した構えをすると、今から攻撃したい相手からするとありがたい訳で遠慮なく攻撃してくれます
が、何故かとても単調になります。
その瞬間、少し身体を左にずらしながら身を沈め、肋骨をスライドさせて撃つ。
これでまずは動きが必ず止まります
その後傘を反転させて柄を首に引っかけてそのまま引き倒します
とまぁこういうシンプルな技法が僕が使うやり方ですが、相当訓練がいるみたいで、皆なかなか出来ないみたいです