7月20日 土曜日 曇りのち晴れ 一時雨がぱらつく、蒸し暑い日
有り難いことに次から次に修理車が入庫
毎日のようにエンジン分解作業に時間とられています
600ccのエンジンも分解整備頼まれてはいるのですが
そこまで手が回りません、600は時間掛かります
1ちにちではむりです今しばらく時間くださいS様
本日のお仕事
昨日はレッツ4のエンジン
本日はスズキV50のエンジン整備依頼
力が出ない坂を上らないとの事原因は
いつものように分解作業にかかります
このエンジンは強制空冷です、写真左の黒い羽根車が空気吸い込み
エンジンを冷やします
ヘットを外すとピストンヘット現れます
このバイク調子悪いと燃焼も悪くカーボンが溜まっています
これは異常です、こんなことにはなりません、うん~
なぜこうなるの
ピストンスカート部ににキズがあります
がこれで坂を上らないとは思えません
何とよく見るとコンロットが曲がっていました
ウオーターハンマーという症状です
でもこのエンジン空冷です、水で冷やしてはいません
それではなぜ、お客様にお聞きしたところ
アンダーパスの水の中に突っ込んだそうですそしてエンジン停止
それから他のバイク屋さんで動くようにしてもらったとの事ですが
おそらく無意識のうちにセルモーターを回されたのでしょう
水没車の場合は必ずスパークプラグを取り外しセルを回さないと
このような結果になります
久しぶりにこのような修理直します
ましてや空冷、初めてです空冷でウオーターハンマーが起きたのは
三重県でも昔々に水没車何台も分解して販売店さんにお渡した
のを思い出しました、あの時も会社に出社すると毎日
エンジンオーバーホールしたのが蘇ってきました
昔話です
今日も大変でしたが無事お仕事できました感謝です